今日の阪神タイガース

毎日の阪神の各選手の動きを分析し様々なマスコミの情報を紹介して行きます

球児涙のお立ち台

2006年08月28日 09時14分02秒 | Weblog
 言葉にならない。あふれ出る涙を止められない。歓喜のお立ち台で虎の守護神球児が、泣いた。
 「チームが連敗してファンの皆さんも悔しい思いをしているだろうけど、選手も悔しい気持ちでやっていますんで…」と語ると言葉を詰まらせたのだ・・・。
 昨夜の藤川投手はまさに救世主だった。
 1-1で迎えた八回、9日の横浜戦(横浜)以来、18日ぶりのマウンドへ向かった。
 それだけで満員の甲子園が歓声に包まれるのだが、それに応える様にMAX152キロを連発し、力の投球で2者連続三振を奪い、勝ち越しの2点攻撃を呼び込んだ藤川投手だが、2イニング目となる九回には二岡選手に今季初被弾を喫したが、最後は代打・斉藤選手から5個目の三振を奪って、泥沼の5連敗に気迫で終止符を打ったのだ。
 負ければ04年8月以来の6連敗で、中日と10ゲーム差に離されるというぎりぎりのKO寸前で踏みとどまったのだ。
 
 実は藤川投手復活劇の裏には、メジャー流のおはらい『サクリファイス』があったという。
 「野球の神様を怒らせてしまったんだ。その怒りを静めるための儀式をしよう」と惨敗を喫した前日夜、ウィリアムス投手がブルペンで呼びかけたという。
 中継ぎ陣はもちろん、吉田ブルペンコーチ、片山ブルペン捕手、脇坂通訳ら関係者のアンダーシャツやストッキングなど私物を回収し、練習前に全員で祈りを捧げて焼却したというのだ。
 その思いは通じ、野球の神様は再び虎に微笑んだ。


最新の画像もっと見る

コメントを投稿