日本高校野球連盟(脇村春夫会長)などは、日本学生野球憲章が禁じている「野球部員であることを理由としたスポーツ特待生制度」の全国調査で、硬式373校、軟式9校の延べ382校(軟式9校はすべて硬式と同じ学校)から制度を設けていると申告があったと発表した。
対象部員は最終的に8000人を超える見込みで、申告したチームは当該部員が5月中の対外試合出場を自粛し、部長は交代する事になる。
日本高野連は記者会見で指導不足を反省し、特待生制度に関する新たな判断基準を11月までに作成する考えを表明した。
調査は硬式・軟式部あわせて延べ約4800の加盟校を対象に実施された。
日本高野連は回答期限の2日、午後6時時点で計334校から違反申告があり、対象部員は7457人にのぼったと発表した。
しかし、その後も北海道、茨城、東京、大阪、広島の各都道府県高野連から追加があったという。
最終集計結果は本日午後、日本高野連から発表される。
これまで申告があったのはすべて私立で、高野連に加盟する全国の計773の私立校硬式野球部の半数近くになる。
横浜(神奈川)、駒大苫小牧(北海道)、今春の選抜大会で頂点に立った常葉菊川(静岡)など、ここ10年の甲子園優勝校も9校含まれる模様だ。
一方で、甲子園未出場校も目立つ。
強豪に阻まれ、地方大会の壁を突破できないチームが、より「条件」のいい特待生制度を設け、選手募集にあたるケースが多いという指摘もある。
調査はプロ野球西武の裏金問題に関与した専大北上高校(岩手)で、憲章に違反する特待生制度が発覚したことを受け、4月24日から実施されてきた。
交代する部長は原則的に有期の謹慎処分となるが、日本高野連による実情調査の結果、処分が軽減される可能性もある。
本日以降、申告漏れや虚偽が判明した場合は、対外試合禁止など厳しい処分が下される。
調査に伴い、日本高野連には憲章の解釈について加盟校から100件を超える問い合わせが寄せられたという。
しかしだ・・・。高校生に罪はないはずだ!しかも高校側だけが裁かれるのか?
高野連の連中は裁かれないのは不公平ではないか?
いままでダメなものを何故見過ごしてきた?
ましてや野球だけがダメなんて時代錯誤だ。
一番大切なのは子供の心じゃないのか!ふざけるな!高野連!