歴史に学ぶ人事・経営論

横浜の社会保険労務士・行政書士関口英樹です。

部下を見捨てる経営戦略について

2021-02-10 19:57:28 | 歴史に学ぶ人事経営論
わずか2千の織田信長軍が、迫りくる今川義元の2万5千の大軍を打ち負かした。
(桶狭間の戦い)
決戦の当日、早馬がもたらす戦況の報告は、織田軍にとって、不利なものばかりであった。
「申し上げます。丸根砦、鷲津砦の2つの砦が、敵の手に落ちました。」

信長が本陣から確認すると、前線の2つの砦から、火の手が上がっていた。
すぐに味方を助けに向かうことが、当時の戦国大名の常識的な考えだ。

(「義元軍は、2つの砦を攻めるため、兵力を割いているはずだ。
つまり、義元の本陣は、手薄になっているに違いない。」)

そう考えた信長は、すぐさま軍勢を引き連れ、義元の本陣に奇襲をかけた。
信長の読み通り、義元の本隊は手薄になっていた。
不意をつかれた義元軍は大混乱に陥る。
かくして、義元の首は打ち取られた。
従うべき大将を失った今川軍は、総崩れとなった。

守るべき仲間を見捨て、義元の首を取りに行く。
「見殺し作戦」が功を奏し、信長の名が、全国に知れ渡った。

もし、皆さんが信長の立場なら、どのような判断を下しますか?
皆さんのご意見、お待ちしております。


~中小企業の人事・法務担当~
〒221-0005
神奈川県横浜市神奈川区松見町1-12-12-3F
関口総合法務事務所
社会保険労務士・行政書士 関口 英樹
T&F 045-401-0842
携 帯 080-1174-9553
E-mail hide@hide2008.com
http://www.hide2008.com/
★社会保険・就業規則等の人事労務手続
★特別加入(社長・一人親方の労災)
★建設・産廃・宅建・運輸等の許認可
★請負契約書・合意書等の企業法務書類
<労使一体・攻防一体の経営をサポート>


コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 空手黒帯と会社の役職の件 | トップ | 助成金の財源について »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

歴史に学ぶ人事経営論」カテゴリの最新記事