歴史に学ぶ人事・経営論

横浜の社会保険労務士・行政書士関口英樹です。

先見の明について

2024-01-14 17:40:32 | 歴史に学ぶ人事経営論
幕府御用達として、江戸屈指の材木商となった河村瑞賢。
彼は、三重県の農家の長男として生まれた。
家業を継ぐのが当時の常識。しかし父は、
「お前には、商才がある。江戸に行き、商人になれ。」
と13歳の瑞賢を江戸に送り出した。

材木商として、成功した瑞賢だったが、思いもよらぬことが・・・
いわゆる明暦の大火により、江戸の町は壊滅的な被害を受ける。
江戸の町の6割を焼失した火事は3日間続き、10万人を超える死者を出した。

火災の最中、瑞賢は自宅が燃えるのも顧みず、長野の木曽へと走った。
「江戸の多くの建物が燃え尽きた今、復興のためには、大量の木材が必要だ。」
そう考えた瑞賢は、木曽中の材木を買い付けて回った。

火災が落ち着き、江戸の材木商が木曽に材木を買い付けに行った際は、既に在庫はなかった。

「以後、どうなるか、誰よりも早く予想する」
この先見の明は、現代のビジネスでも、通用するのではないか?


~中小企業の人事・法務担当~
関口総合法務事務所 社会保険労務士・行政書士
ALPHA FOLKS株式会社 代表取締役
関口 英樹

〒221-0005 神奈川県横浜市神奈川区松見町1-12-12-3F
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