歴史に学ぶ人事・経営論

横浜の社会保険労務士・行政書士関口英樹です。

ある日突然ではなかった ~叔父からの無言のメッセージ~

2014-03-30 07:36:45 | 日記
みなさんこんにちは!間もなく春ですね。
私事ですが去年の暮、叔父が持病のため余命一か月と診断されました。
本人の意思により、私が遺言執行者になる旨の公正証書遺言を公証役場で作成したのです。
遺言作成から2週間程で昏睡状態で入院しました。
入院から2週間程で息を引き取ったのです。
感傷に浸る間もなく、私が遺言執行者に就任しました。
叔父は残高は少ないものの銀行の通帳を10通ほど持っていました。
すべての銀行に対し、預金払い戻しの書類を取り寄せ、手続きを開始しました。
遺言がない場合、すべての相続人の実印が必要なのですが、遺言執行者である私の実印だけで払い戻しは可能です。
わずか数百円しかない通帳の払い戻しのために全相続人の実印をもらう手間を考えると、負担は軽減されます。
小さいころ、父と叔父とでよく海で遊びました。
叔父は昔、エンジン付きのゴムボートを持っていたのです。
手続が進むにつれ、そういった叔父との思い出が蘇ると同時に、実務を勉強させてくれたことへの感謝の気持ちが湧いてきました。
自らの命と引き換えに、実務を経験させてくれてありがとう。

横浜の社会保険労務士・行政書士 関口 英樹
★相続;遺産の名義変更、未支給年金
★遺言;遺言書作成、遺言執行
★協議離婚;離婚協議、離婚時の年金分割
★成年後見;認知症の方の法的支援
http://www.hide2008.com/
コメント
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