【写真:お伊勢さんには日の丸がよく似合う】
古来「お伊勢さん」と親しまれている伊勢の神宮ですが,正式な名称を神宮と言います。日本最古の歴史書「日本書紀」(「な=7=に=2=を=0=おいても日本書紀」と覚えましたね(笑), 720[養老4]年成立)に「伊勢神宮」と記されている皇大(こうたい)神宮(=内宮)の歴史は既に二千有余年。豊受(とようけ)大神宮(=外宮)の歴史も千五百年を誇ります。
皇大神宮(=内宮)の御祭神は天照大神,天照大神の御神体(=御霊代(みたましろ))は八咫(やた)の鏡。
豊受大神宮(=外宮)の御祭神は豊受大神(=天照大神の御饌都神(みけつかみ))。饌とは食を意味するので,イコール食物の神さまと言うことになります。
ところで,伊勢の神宮で他の神社と違ったこと。伊勢の神宮には,狛犬も他の神社につきものの鈴も,またおみくじもありませんでした。
(不定期で,暫く続きます)