老い生いの詩

老いを生きて往く。老いの行く先は哀しみであり、それは生きる物の運命である。蜉蝣の如く静に死を受け容れて行く。

寒い朝

2023-01-04 21:23:14 | 老いの光影 第10章 老いの旅人たち
1924 夜明け前から早朝散歩



道路の右端は阿武隈川が流れている

東北の冬空は日によっては、鉛色のような重たい空が目に映る
そんなときは憂鬱な朝に感じてしまう

雪で覆われた散歩路を歩くのは気持ちがいい
振り返ると酔っ払いが歩いたような蛇行の足跡
人生の足跡も雪路のようにはっきりとしていたらいいのだけれど

白髪一路の如く
一つの路を最後まで貫き通すことは偉大である
自分自身 人生の足跡はあったりなかったりの感じ

最後だけでもしっかりと雪を踏みつけ歩きたい

beagle元気に連れられ、雨の日以外は朝夕 散歩をと決めている
朝夕で8000歩を歩くのは大変
達成したりしなかったりの繰り返し

杖をつきながらでもよいから
一日も長く歩き続けたいものだ
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