老い生いの詩

老いを生きて往く。老いの行く先は哀しみであり、それは生きる物の運命である。蜉蝣の如く静に死を受け容れて行く。

1461;宇宙から来て、宇宙へ帰る

2020-03-20 04:21:23 | 阿呆者


宇宙から来て、宇宙へ帰る

自己紹介の欄に
“我々はどこから来たのか 
我々は何者か 
我々はどこへ行くのか”


      ゴーギャン 絵画「我々はどこから来たのか 我々は何者か 我々はどこへ行くのか」

私はどこから来たのか
それは宇宙なのかもしれない

私は何者か
これがいちばん厄介な問いかけである
宇宙人なのかもしれない

私はどこへ行くのか
宇宙に帰るのかもしれない

そのときは銀河鉄道に乗って帰りたい


老人は砂時計を眺めながら
残り少ない時間(人生)を楽しむ。

砂時計を180度回転させるのは、これが最後になる。
砂時計は砂一粒の落下から始まり
最後の砂一粒が下の空間に静かに着地したとき
星の砂となって輝く。

♬ 『銀河鉄道・青い地球 』のなかに
ひとは 誰でも しあわせ探す 旅人のようなもの
本当にそう思う
しあわせ探し求め往く(逝く)

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2 コメント

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Unknown (グライセン)
2020-03-20 06:40:35
私は土から生まれて土に帰る・・・って思う方です。
スケールが大きくて良いな~と思いました。
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詩人 高見順さんも 土に帰る (星光輝)
2020-03-20 11:15:46
詩人・小説家 高見順さんも
詩集『死の淵より』のなかで
土に帰る、という詩を書かれています

昔は土葬であり、本当に「土に帰る」だった。
いまは火葬になり遺骨を墓の下に納骨する。
土に触れることはなくなった。

火葬のとき白い煙となり青空へ消えてゆき、星となる。

大切な人を失うことは 悲しい
その人のこころのなかで生きているのだ、と思う
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