老い生いの詩

老いを生きて往く。老いの行く先は哀しみであり、それは生きる物の運命である。蜉蝣の如く静に死を受け容れて行く。

688;誤嚥性肺炎により搬送入院

2018-03-25 19:02:36 | 老いの光影 第2章
誤嚥性肺炎により搬送入院

日曜日の朝と言っても
9時44分にスマホが鳴った
出てみると
一昨日介護施設から帰り
今日施設に戻る予定だった
加納屋邦一(88歳)は寝ている状態で
話しかけても起きない
昨夜嘔吐があった、多量の下痢や柔らか便もあった
脈が70のときもあるが50しかないときもある
迎えにいかれたショートの吉川生活相談員から話を受ける
吉川相談員は施設に連れて帰りたくなく
雰囲気的に(救急車を呼び)入院をさせたがっていた
状態がわるく医師の判断により入院は決まるにしても
救急隊が駆け付けたとき
本人の状態を正確に伝えるには
必要な数値も把握せねばならない

邦一さんの場合は、在宅よりも施設で生活されている時間は長く
月に28日から29日間、連続で施設に居る
2泊3日の超短い在宅生活よりも
施設の方が彼の状態を知っているはず
普段から不安定であれば、
バイタルチェックができる道具をバッグに入れ持参するくらいでない、と

SpO2が測定できるパルスオキシメータを持ち駆けつける途中
長女より「救急車を呼び、いま自宅前に救急車が着いた」と電話を受けた
5分後に到着 搬送先の病院が決まらず

私は邦一の長男(県都で脳外科医をされている)に電話をいれた
搬送先の病院が決まった。
診察の結果 誤嚥性肺炎で入院となった

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