老い生いの詩

老いを生きて往く。老いの行く先は哀しみであり、それは生きる物の運命である。蜉蝣の如く静に死を受け容れて行く。

270;折り合いをつける

2017-08-07 20:29:27 | 老いびとの聲
折り合いをつける 

老いに入ると
折り合いをつけながら
生きてゆくことだ

「できた」ことが「できなくなる」
「まだできている」ことに
生きる自信と希望を持つ

失うことがあっても
折り合いをつけながら
生きてゆくことだ

人生も夫婦も
ある意味では妥協なのかもしれない
それは
折り合いをつけながら
生きてゆくことだ

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