老い生いの詩

老いを生きて往く。老いの行く先は哀しみであり、それは生きる物の運命である。蜉蝣の如く静に死を受け容れて行く。

594;過去 未来 現在

2017-12-08 04:22:37 | 阿呆者
朝焼けを反射し流れている阿武隈川上流 朝の散歩路

過去 未来 現在  
過去とは
過ぎ去ったこと
いまさら
過去の美しかったことや輝いていたときのことを
懐かしんでも
過去に戻ることはできない
過去に戻りたい、と叫んでも
時計の針は左回りはしてくれない

未来とは
未だ来ぬ先のこと
夢を抱くのはよいが
空想妄想に浸っているだけでは
希望の未来は巡っては来ない
老いを迎え齢を重ねるたびに
未来とは
死を意味すること
そのことを
意識し始めるようになった

現在とは
こうして いま(今・今日・現在)生きていること
現を抜かしていると
時間は悪戯に失い
気がついたときには
いまを大切にして来なかったことを
後悔する
今日(いま)という時間は
二度と巡り来ない今日だけの存在
いま、という瞬間の積み重ねを大切に
時間は生命そのものであり
人間にとり時間は終始(有限)である。
砂時計の如く
最後の一粒の砂が落下したとき
「只今ご臨終です」と
告げられ
過去でもない未来でもない
時空間に消えて逝く

だから いまを大切に生きる
と思いながら 過ちを繰り返す弱い生き物である


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2 コメント

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読者登録ありがとうございます (シューテ)
2017-12-08 09:56:01
おはようございます
読者登録ありがとうございます
昔の尾瀬の春夏秋を投稿しています
下手絵も描いてのせています
景色の良い所で、那須連山が毎日見れてうらやましいいです
御身体を大切にして、無理をしないで下さい
今後ともよろしくお願いいたします
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こちらこそよろしくお願いします (星光輝)
2017-12-08 18:46:17
シューテ 様

こんばんは
私も尾瀬には3回程 歩きました
春と夏です
最後に行ったのは28年前かな
いまは近くに住んでいて
なかなか尾瀬に行けずにいます
春になったら行きたいと思います
尾瀬の投稿楽しみにしています
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