老い生いの詩

老いを生きて往く。老いの行く先は哀しみであり、それは生きる物の運命である。蜉蝣の如く静に死を受け容れて行く。

714;心に傷のある人

2018-04-20 03:48:24 | 阿呆者

心に傷のある人

仕事に疲れた妻
体も心もくたくた
それでも
「カラオケに行こうか」と
私を誘う
「じゃ気晴らしに行こうか」

私は音外れで
編曲が得意
妻は歌姫
詩に励まされ
元気になる

歌い終わり
時計の針は
22時22分過ぎ

家では首を長くし
beagle元気が待ちわびていた

妻がポツリ
雨が降るが如く
「心に傷のある人は 人に優しくなれる」
「心病む人は 人の気持ちがわかる」