白黒一家

ネコ暮らし

こぎつねヘレン

2006-03-20 19:16:44 | 徒然てヒグラシ
春の新作映画が次々と公開になっています。
ドラえもんが新しい声優サンを迎えての映画とあって
力の入れようが伺えて興味深いです。
しかも、20年前の映画をもう一度やるなんていう演出が
親子で楽しめるというキャッチフレーズを打ち出していて
個人的には好感を持っています。
余裕があれば、観てみたいなんて思う位。
それにしても宣材に財力をつぎ込んでたのは「ナルニア国物語」
だと思う。これは誰もが観ていて当たり前
そんな宣伝効果がきっと影響していくのだろうと思う。
個人的に鼻につくので(宣伝のやり方が)
それなら観てやらないなんて天邪鬼な私です。
それじゃだめなのになぁ。<私

それにしても今回の春の映画で最も辛いのは
「南極物語」と「こぎつねヘレン」だと思う。
動物の映画は感動を通り越してひどい。悲しいだけである。
二度と観たくない映画になる。
泣きすぎて息が出来ないのだ。
こぎつねヘレンの宣伝VTRの中で
耳と目が不自由なこぎつねのヘレンを殺した方が幸せであると
いう医者に対して子供が泣きながら訴えるシーンがある。
ごくごく当たり前の事を子供がわかっていて
大人がわからない事が腹が立って仕方がなくて涙が出る。
沢山の子供達がこの映画を親と一緒に観てほしいと思う。

職場などで動物の話をする人の声が聞こえてくる事があるけれど、
きっと話している本人達は悪気なく当たり前のように話す事が
私にとってみれば何事にも変えがたい苦痛になる事が多い。
全く、倫理感が違うのだ。
年をとれば取るほど、当たり前のように話している事が
全く当たり前じゃない事が多いのにどうして気がつかないのだろう。
自分が腹を立てていても仕方がない。
もっと自分が大きくならなければ、何も変わらないのだと
悔しい思いをする。

どちらにしても、こぎつねヘレンを観るか観ないか・・・・
どうしたものだろうか・・・。