holdheart

メンタルタフネスをコーディネイトします

セルフトーク

2007-03-31 00:02:30 | Weblog
セルフトークとは独り言である。「自分との会話」である。

マイナスイメージが表れたら、プラスのセルフトークをしてみる。

勝利を目前にしたアスリートが、勝ちビビりの状態になったら、セルフトークで克服できる。勝ちビビると守りに入り、安全策で逃げ切ろうと考える者が多い。「絶対次はもぎ取る」「思いきりチャレンジ」など攻撃的セルフトークをして、守りに入らない。

苦しくて弱気の時は、「ファイト、一発!」、「気にしない」など、プラス思考のセルフトークをわざとしてみる。

言葉は思いもよらない力となり、元気をくれる。

アントニオ猪木の「元気ですかー!」風に、自分を励ます。

良いセルフトークをしている人は逆境に強い。

良いセルフトークをしている人は切り替え力が一流である。
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克己

2007-03-30 01:24:31 | Weblog
自分が最大のライバルの人は強い。相手を意識しないで、戦いに集中できるタイプである。

アスリートなら、絶対に相手のことは気になるはずだ。気にすることで集中力が減退する。

相手を意識せず、自分との戦いに焦点を置くと、力を出し切ることに集中できるはずだ。

さらに自分との戦いを楽しめる域に達したら超一流である。

日々自分との戦いにチャレンジ!

「自分に勝てない者は人には絶対に勝てない」
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勝負師

2007-03-29 01:48:32 | Weblog
勝負師はここ一番のポイントでどういう道を選ぶだろう?

道は二つある。ギャンブル性のある危険な道を選ぶか。安全で確実な道を選ぶか。この二つである。

例えば、テニスのマッチポイントで攻撃するか、それとも守りぬくか。

例えば、野球のピッチャーが2ストライク3ボールで際どいコースをつくか、ど真ん中に投げるか。

勝負師は確実に危険な道を選ぶはずだ。

追い込まれた相手がビビっていれば、安全な道で勝利できる。しかし、開き直ってきたら、確実に状況は変わる。修羅場を乗り越えた対戦相手は、爆発的な力を出し、逆転負けのパターンが明確になる。

勝負師は結果を恐れず、最高のパフォーマンスを楽しむ。そして高い確率で勝利をものにする。

あなたは勝負師ですか?
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思いの強さ

2007-03-28 06:00:24 | Weblog
春の選抜高校野球まっさかりです。

ベンチの監督と控えの選手は何を考え、何を祈っているのだろう?

チームメイトの成功と相手のエラー。

味方チームの勝利と相手の敗戦。

実はこれがベンチの思いのほとんどすべてなはずだ。ベンチでは成功と失敗、勝利と敗戦を祈り続けているはずだ。

思いは時にエネルギーとなり、相手のエラーを呼ぶこともある。

例えばバントのサイン。ベンチは選手のバントの成功を祈り、成功の思いを送る。一方、相手ベンチはバントの失敗を必死に祈り続けている。

実際はそんなことはありえないかもしれないが、動物には特殊能力があるらしい。思いはエネルギーになる可能性がある。

死の間際に夢枕に立ち、死を虫の知らせで伝えたり。
そんなとんでもない能力が人間にはある。

ベンチでは必死に思いを送る作業が今日も味方の勝利を信じて繰り広げられる。

実力が同じなら、後は相手ベンチよりもさらに上を行く思いの強さが何よりも大切である。
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チャレンジ欲

2007-03-27 04:44:56 | Weblog
水泳世界選手権メルボルン大会で26日北島康介選手が100m平泳ぎで銀メダルを獲得。

ライバルのアメリカ、ハンセン選手と北島選手との差は手の平の差だった。

競技後のインタビューでの北島選手の第一声は「悔しい」でした。北島選手は金メダルを何度も取っている超一流のアスリート。しかし、最近は不調が続き、ライバルのハンセン選手にも水を開けられていた。

北島選手はどんな逆境に立たされても前向きだ。人一倍「チャレンジ欲」が強い。勝負が終わるともう目は明日を向いていた。「チャレンジ欲」が北島選手をつねに落ち込ませない。不調の時も目の輝きだけは絶対に消えない。私は北島選手の勝負の時の目が好きだ。

そして「チャレンジ欲」は周りの人々にエネルギーを与える。

私たちも「チャレンジ欲」を心に刻み、明日を見つめたい。そうすれば溢れ出るエネルギーがほとばしる。
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魂で唄う男

2007-03-26 00:41:39 | Weblog
魂で唄う男、木村誠に会いました。

彼の唄には魂(Soul)がある。言葉では言い表せないものが魂である。

飾らない言葉には熱い想いが込められ、熱いメッセージを伝える。

夢は枯れないという信念でチャレンジを忘れない。何事にも前向きで、雨の日も風の日々も熱いハートで歌い続ける。

魂の叫びは必ず伝わる。

熱い想いは必ず伝わる。

木村誠さんのホームページのぞいてみてください!
http://www.street-f.net/mobile/artist_profile.php?artist_id=1421&id=&password=&mode=kanalist&modekey=70%2Ck
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Ibelieve

2007-03-25 00:14:36 | Weblog
3月24日、フィギュアスケート世界選手権東京大会 女子シングルフリーが行われ、安藤美姫、浅田真央が日本初の1、2フィニッシュとなった。

安藤美姫はトリノ五輪で大きなプレッシャーに押し潰された。「スケートを辞めようかと思った」というコメントもあった。

昨年、大ヒットした絢香の「I believe」 が安藤美姫を支えたエピソードがある。

トリノ五輪の直前に絢香が安藤にCDを送ったのだ。絢香と安藤は生年月日が同じで、絢香がオリンピック前の安藤を励ますために送った。

安藤は「I believe」を聞きながら練習に取り組んだ。

「I believe myself、信じることですべてが始まる気がするの」というフレーズが安藤の支えになった。

トリノ五輪では結果を出せなかったが、スケートを辞めなかったから今回の金メダルがあったのだ。

時として励ましの言葉や歌は言魂(ことだま)となり、心の支え、エネルギーとなるのだ。

あなたの言魂は何ですか?
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氣(オーラ)

2007-03-24 01:55:07 | Weblog
氣(オーラ)と気には違いがある。

それは气の中の「米」と「メ」の違いである。

「米」は8方向に氣を発するという意味があり、オーラは8方向に現れるということになる。

オーラのある人はそのようにすきがない。そして8方向に目を持っているのだ。
オーラとはセルフイメージで培われるもので、また積み重ねにより、オーラは威力を増す。

漫画の「北斗の拳」では闘氣というものが登場するが、アスリートなら闘氣のあるプレイヤーこそオーラのあるプレイヤーだろう。

あなたは氣が今何方向まで出せていますか?
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臥薪嘗胆

2007-03-23 11:16:06 | Weblog
3月22日フィギュアスケート世界選手権東京大会の男子シングルスで高橋大輔選手が日本人として初めて銀メダルを獲得した。

前2回の世界選手権では惨敗、昨年のトリノ五輪でも8位という結果だった。

高橋選手は子供の頃より恥ずかしがり屋で、アスリートとしてもメンタルの弱さを指摘されることが多く、実力はありながら、大会では力を出せないことが多かった。

変わったきっかけはトリノ五輪での敗北だった。「絶対に同じ失敗はしたくない」という強い思いで練習に取り組んだ。

まさに臥薪嘗胆の日々。

人間は悔しい思いを持続できない動物だ。負けた時は誰でも悔しいが、その悔しい思いは日々薄れて行く。
臥薪嘗胆できる者だけが、トップアスリートになれるのだ。

フリーの演技で始めの4回転ジャンプで手をついてしまう。しかしそのミスを引きずらず、その後の演技を完璧に決め、フリーでは最高点をマークした。一番注目したいのはミスを引きずらなかった、メンタルタフネスである。

そのような大きな精神的成長のベースが悔しさを忘れずに努力した臥薪嘗胆の精神があったはずだ。

あなたはあの時の悔しさ忘れていませんか?
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切り替え力

2007-03-22 17:51:00 | Weblog
「ミスを引きずらないように」とよく言われるが、ミスはよくミスを呼ぶもの。
ミスをすると次の現象が発生します。
(1)パニクる。慌てる。焦る。
(2)またミスをするのではないかというプレッシャーが同じミスを招く。
など、挙げればたくさん例が出てくる。

一番の原因は緊張。不安とプレッシャーから大きなストレスがかかる。

アスリートなら、同じエラーを繰り返す現象を経験しているはず。

「ミスを忘れろ」と言われても、ミスは脳裏に焼き付いている。

メンタルトレーニングの一つに壷療法というのがある。
頭の中に壷をイメージする。そしてミスのすべてを壷に入れる。映像も言葉も頭の中のもやもやもすべて壷に入れていく。

そして、壷に蓋(ふた)をする。この蓋が必殺アイテムだ。

蓋ですべて封じ込める。

ミスは忘れたことにする。
これはあくまでイメージトレーニング。勿論、ミスを反省し分析し、原因を突き止め、改善することも大切です。
矛盾しているが、ミスにストレスを感じたら、壷療法も使えるね。

そうやって切り替え力を身につけると、世界が変わるはずです。
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