DTM講座 1 気ままにDTM
自分なりのDTMを書いてみたくなりぼちぼち始めることにした。
今は音楽大衆化の時代である。大衆化の流れを作ったのはまぎれもなく、ソニーの
ウオークマンの普及であったろう。
その後テープはすたれ、CD、MDがその流れを太くしていった。私はCDの普及は利便
性に有るだけだと思っていた。音質はアナログ、テープやレコードの奥ゆかしさに
は到底追いつかないからである。
だが、人々は誤解し、CDのメリハリのある音は正真正銘よいものだと錯覚した。
耳の構造を考えるとわかりやすい。最初に音を拾うのは鼓膜である。鼓膜の振動が
空気振動となって三半規管をめぐるうちに、音が電気信号に変わるのである。
振動体が薄い皮である以上、いくらデジタル化を進めても、デジタル信号を元の
アナログ信号に戻せない。
レコードやテープは、もともとはアナログ信号なのである。人間の耳にマッチして
いる。
さて、DTMはデスクトップミュージック、つまり机の上で作られた音楽である。作る
ものは何を使い、作ったものを何に保存しているのか、作るものはDAWといわれるソ
フトであり、保存はハードディスクである。音の善しあしは別として、机上で安易に
作れる音楽がDTMということ。そのためにはデジタル化が欠かせなかった。
アナログ録音では、重すぎ、ファイルも大きく役に立たない。
よく、サンプリン周波数という言葉を聞く。アナログ音声をある周波数で切るための
包丁のようなものだ。音を細かく切れば原音に近いデジタル化=精度は上がる。それ
だと限りなく、カッティング周波数をあげなければならない。大根の厚さを細くする
か、太くするかだが、太ければアナログとは大きくかけ離れていく。デジタル化とは
その厚さのことである。デジタル・コンバーターの値段は高い。
最近、磁気テープ、カセットが見直されていると聞く。さもありなんと思う。
CDの音と比べたらわかる。テープの音のほうが奥行きがあることを。
だいぶ余計なことを最初に書いてしまったが、音質論を述べているのではなく、音楽
制作の大衆化にはデジタル化が欠かせなかった。それが極度に進化し、誰もが音楽制
作ができるようになった。これはこれでとても素晴らしい。音は少なくともCDの音声
くらいになるわけだから。(HEALING MUSIC GREENDOOR)
自分なりのDTMを書いてみたくなりぼちぼち始めることにした。
今は音楽大衆化の時代である。大衆化の流れを作ったのはまぎれもなく、ソニーの
ウオークマンの普及であったろう。
その後テープはすたれ、CD、MDがその流れを太くしていった。私はCDの普及は利便
性に有るだけだと思っていた。音質はアナログ、テープやレコードの奥ゆかしさに
は到底追いつかないからである。
だが、人々は誤解し、CDのメリハリのある音は正真正銘よいものだと錯覚した。
耳の構造を考えるとわかりやすい。最初に音を拾うのは鼓膜である。鼓膜の振動が
空気振動となって三半規管をめぐるうちに、音が電気信号に変わるのである。
振動体が薄い皮である以上、いくらデジタル化を進めても、デジタル信号を元の
アナログ信号に戻せない。
レコードやテープは、もともとはアナログ信号なのである。人間の耳にマッチして
いる。
さて、DTMはデスクトップミュージック、つまり机の上で作られた音楽である。作る
ものは何を使い、作ったものを何に保存しているのか、作るものはDAWといわれるソ
フトであり、保存はハードディスクである。音の善しあしは別として、机上で安易に
作れる音楽がDTMということ。そのためにはデジタル化が欠かせなかった。
アナログ録音では、重すぎ、ファイルも大きく役に立たない。
よく、サンプリン周波数という言葉を聞く。アナログ音声をある周波数で切るための
包丁のようなものだ。音を細かく切れば原音に近いデジタル化=精度は上がる。それ
だと限りなく、カッティング周波数をあげなければならない。大根の厚さを細くする
か、太くするかだが、太ければアナログとは大きくかけ離れていく。デジタル化とは
その厚さのことである。デジタル・コンバーターの値段は高い。
最近、磁気テープ、カセットが見直されていると聞く。さもありなんと思う。
CDの音と比べたらわかる。テープの音のほうが奥行きがあることを。
だいぶ余計なことを最初に書いてしまったが、音質論を述べているのではなく、音楽
制作の大衆化にはデジタル化が欠かせなかった。それが極度に進化し、誰もが音楽制
作ができるようになった。これはこれでとても素晴らしい。音は少なくともCDの音声
くらいになるわけだから。(HEALING MUSIC GREENDOOR)
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