~すてっぷ ばい すてっぷ~

川の流れに、雲のながれに身を任せるように

ベイビーわるきゅーれ ナイスデイズ

2024年09月28日 13時16分56秒 | 映画
見てきました!


※ネタバレ注意
※ネタバレ注意
※ネタバレ注意




生きててよかったー!!

いや、ほんとに。
泣くじゃんあんなの。


ちさとにはまひろが必要だし、まひろにはちさとが必要。
似ているようで決定的にその違いがある冬村かえで。
一人じゃなかった入鹿。
こっちはこっちで確実にニコイチの田坂・宮内ペア。

あいかわらずどのキャラも良かったなぁ!


かえではかえでで、不器用で、できる事を愚直にやるしかなくて、でも1人じゃだめだと気付いたけど、そういうことじゃなくて。
なにかのインタビューで「かえでは、ちさとと出会わなかったまひろ」っていうのがあって、なるほど、と。

最後のまひろの「そうだよなぁ」も味わい深い一言だったなぁ。

でもまひろは、「そうじゃない」のがまひろだし、そこがいいところだし。

かえで初戦後の2人で泣くし、ファームのチンピラ戦前のちさまひのやり取りで泣くし、かえで戦直後のやりとりにも泣くし、ケーキでも泣くし、ナイスデイズ。


アクションも、まあハズレるわけがないくらいよかった。
最強の殺し屋役が池松壮亮って時点で「あ、もうこれはすごいことになるわ」って思ったし、蓋を開ければやっぱりすごいことになってるし、なんなら共演者まですごいすごい言っててすごいわ。

ちさまひもコンピプレーが洗練されてる感じあってよかったああ。


舞台挨拶もめっちゃよかったの。
みんな楽しそうでほんとよかった。
田坂さんはやっぱ笑うのよ。てか最後の焼肉屋が万力だったのは満を持してってことでいいですか?


あー、よかった。
エブリデイはまだまだ、てかこれから動き出すとこだし、来週はドキュメンタリーもやるし、まだまだ盛り上がるね!

ほんとこのシリーズは邦画史に残るべきだわ。

あと伊澤さんにグッズ買ってねっていわれたらそりゃ買うしかないので、ラスイチの150人目黒XL買わせていただきました。


追記
ちさとがケーキ持ってくる直前、かえでにハンカチ渡した男の子がふらっと現れるけど、入れ替わるようにちさとがやってくるとこ、すげーよかったんです。
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憐れみの3章

2024年09月28日 09時33分04秒 | 映画
見てきました。



※ネタバレ注意
※ネタバレ注意
※ネタバレ注意



何がどーなってんだい。
そんな気持ちでもありつつ。
この訳わからなさはランティモス監督らしさか。
そんな気持ちもありつつ。

とにかく俳優陣すごいわ。
メインは全員同じキャストが3回違う役どころを演じる。
パンフレットによると、古代からの演劇の歴史の中には、そういったバリエーションでやる演目もあるみたいですね。

にしても、わけわからん世界観でおなじみのランティモス監督の作品で、一つの作品で3つの話となると、まあカオス。

個人的には2章はかなり気になるお話。
ストーリーの展開やオチ、キャラクターの変化とか、かなり独特な感じがしました。

ジェシー・プレモンスがマット・デイモンに似てるな〜って思ったら、マット・デイモンの子供時代演じた過去あるみたいで、やっぱそうだよね!でした。


しかし、R.M.Fとはいったい…。

かたや死にたがっている。
かたやパイロットとして空を飛び。
かたや蘇りサンドを食べる。

そのすべてで彼はR.M.Fなんだろうけど、それが意味するところとは。



あとコーラスのBGM不穏で好き。

3時間近いし、仕事終わりだったから、眠くなっちゃうかなと思ったけど杞憂だったわ。


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