HAZAMAN'S WORLD WEBLOG

自分が描く絵のことや、日々の暮らしの中でふと気付いたことなど・・・・

ダンス公演のお知らせ

2008年04月24日 | Weblog
今度の日曜日(4月27日)、阿倍野にあるロクソドンタブラックと言う小さい芝居小屋で行われる『ダンスの時間19』で知り合いの女性ダンサーのステージがあります。
花岡純代さんという方で、とてもシンプルなステージ上で、体一つで観客の想像力をかきたてるしぐさを次々と生み出していきます。

今回は、彼女のご主人であり、同じくダンサーでもある鈴木優さんが構成、演出を入れています。「思いのほか味わい深い作品になりました。」とは演出されたご本人からのコメントです。


公演は一日二回。14:00~と17:00~
入場料は2500円です。
詳しくはPCからhttp://www.thekio.co.jp/loxodonta/dancenojikan.htmにアクセスしてみてください。

さて、今日は自分の画像について一言。

今回の画像に移っている作品は縦長で、二枚のキャンバスを縦に連結しています。

実はです、本来これは横位置に連結するものなのです・・・・。

作った当の本人(僕)は本を開いた見開きページのイメージで作ったのですが、アメリカではそんな作者の細かい意図はお構いなしに、豪快に縦にくっつけてくれました。

しかも、ここで問題なのは、横よりも縦にくっつけたほうが面白い画面になってしまったことなんです。これには正直参りました。

それは、つまりはディレクターの力なんですね。見る者(観客)にとってはどんな風にすることが最も良いことなのか。そのことの一つの答えではないかと思います。

外国人に、にわかに僕の考えなんて分かるわけが無いし、むしろ、彼らなりの面白がり方というものを見せてくれた今回の展示は、本当に勉強になりました。

文化とか芸術というものは、例えばこの一組の絵をどんな風に並べることがベストかということに対してさまざまな解釈が生み出せるように、解釈や意味、イメージの幅が広がるほどに、その魅力が深まり生き生きとしたものになっていくのだと思います。


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