理由

大切なことは、来年のグループ展のメンバーがなぜそのようなメンツになったかということです。

もし、友人だからというにしても、ほかの友人ではなくこの友人であるのはなぜか。

そのようなことが、いつの間にか決まってしまうということはありえません。

あきらかに、言葉にしていなくても自分は選んでいるわけです。

そこをはっきりできなければ単なる寄せ集めになってしまいます。

いつのまにか「そうなっていた」。これは日本人なら良くわかる感覚ですが、

これではだめです。

来年の話

昨年10月に、横浜でグループ展を開催しましたが、そのメンバーの中から最初に自分が誘ったメンバーだけで、来年3月グループ展を開催します。

これも昨日の晩に自分たちだけで決めた話で、まだギャラリーには話を通していません。だからあくまでも予定ですが。。。。

ある本で読んで記憶に残った言葉なのですが、娯楽で麻痺した現代人の感性に一撃を加えられるようなものを作るにはどうすればよいのか、同じようなことはかつて学生時代にも言われましたが、やはり避けては通れません。

単純すぎるかもしれないけれど、アートの目的は心を満たすことに尽きると思うのです。だって、ペンが紙の上を走った跡や、筆で塗りつけられた絵の具そのものに価値があるわけがないと思うのです。

そんな価値のない物を前にしたときに、なぜか心を動かされ、満たされるからこそ人はそこに価値を見出すのだと思います。そういう、日常のパターン化した脳の働きをリフレッシュすることができる刺激を与えらたとき、人は感動するという反応を示すのではないでしょうか。

そして多くの人が同じように感じれば、それはすばらしい作品として評価される。

今日は独り言ですね・・・

あさご芸術の森美術館いってきました

連休中の話ですが、葉祥明の絵本原画展を見てきました。

圧巻は、美術館前にそびえるダム。ロックフィルダムというもので、

岩石を積み上げて作った、まことに荒々しい。

この美術館は淀井敏夫さんという彫刻家の記念館ですが、

庭園に設置された彫刻群が、ちょっと小さく見えました。。。。

葉祥明の特徴は、誰でもわかる内容を、誰でもわかる絵とともに語っているというところでしょうか。

日本というのは、割とわかりやすさに対する蔑視というものがあるように思うので、ちょっと抵抗を覚えます。

けれど、これが多国籍で構成される諸外国が舞台であるなら、あながち否定はできないかなと。

売られていた絵本がたまたまそうだったのかもしれませんが、全部英訳がついていました。

視野が広いんですね。

地球温暖化を扱った絵本の中で、とにかく人間の所業だけが温暖化の原因であるという前提に立っていたことだけがちょっと気がかりでした。

だって、二酸化炭素はあくまでも温暖化の主要な原因だろうといわれているだけで、しかも地球は温暖期と寒氷期を繰り返していて、そのサイクルも良くわかっていないんでしょ?

それはともかくとして、自分がやりたいことをやっているというよりも、きちんと人が必要とすることを形にするという仕事振りが感じられ、とてもよかったです。

パスタソースに隠し味

昨日の昼食はスパゲティー。

だいぶ前から、昼飯時にはあまり時間をかけない手抜きのトマトソースを作っています。

１）にんにく・たまねぎ・その他野菜類、肉類を細かく刻む。ベーコンなどあるとぐっとおいしくなります。

２) 中華鍋や底が深いフライパンにオリーブオイルを入れ、野菜類から炒めはじめて、全部火を通してしまう。僕はこの段階である程度塩コショウなど入れます。

３）そこにざっくりつぶした水煮のトマトを入れ、赤ワインも適当にドボドボ入れる。

４）弱火にせず中火ぐらいでどんどん水分を飛ばし、残ったワインを飲みながら、時々クルクルと中身を混ぜて味見をしながら水分を飛ばす。

５）大体水分が飛んできたら弱火にして、隣のコンロで湯を沸かしパスタの準備をする。

６）パスタが茹で上がったら、湯切りして、間髪いれずにトマトソースの鍋に入れてソースと和える。この間に誰かがテーブルのセッティングはしておくこと。

７）大急ぎで皿に取り分けたら、さらに急いで熱いうちにいただく!!

で、今日はなぜかアンチョビがあったので、思いつきの隠し味にすりつぶして（４）の段階で鍋に入れ、なんとなくケッパーも入れてみました。

アンチョビ入れたらちょっと味噌を混ぜたような味になって、コクが出るというのか、なかなかです。

西宮に行ってきました

仲谷夏木　個展
「黄色いカタチ、ボクの夢」

知り合いのイラストレーターの個展です。
会場と会期は

4月30日（木）～5月.30日（土）
open 木、金、土　12:00-17:00

場所：vintage books
soramimibunco

兵庫県西宮市堀切町7-35　tel. 090-7879-3304
営業時間：木金土 12:00ー17:00　　P 1台

建築関係の仕事に携わる方が建てた自宅の一階が、

本屋とカフェとギャラリーを一つにしたような、

気持ちの良いスペースになっていました。

大谷美術館のある通りを、

一本海手に下がったところです。