皆様いかがお過ごしですか?
先日の大きな地震には本当にびっくりしましたね!
被害に遭われた方、
謹んでお見舞い申し上げます。
さてほぼ月一回のペースで当番がくるこのブログですが、
私の担当はこれが今期最後です。
そこで最近ご紹介できていなかった、
私の人生のバイブル「江戸しぐさ」を、
久しぶりにご紹介させていただきます。
「江戸しぐさ」は近年企業の人材育成や研修、
地域の安心のコミュニティづくりなどに活用されているそうです。
是非みなさんの近くでも役立つ内容ばかりだと思いますので、
上手に活用してみてはいかがでしょうか?
今回は「働くとは人のために動くこと」というテーマです。
江戸の商人は、
一日の3分の1以上は「世のため人のため」に働いていたそうです。
朝飯前にご近所を見て回ったり、掃除をして、
朝食をとってから午前中は3時間ビッシリ仕事をして、
午後は朝回りで気になっていたヒト、モノ、コトの、
ボランティアのようなことをしていたそうです。
夕方は明日に備えて、
レクリエーションやリフレッシュに当てていたそうです。
江戸の働き方と比べると、
現代の働き方は全く違いますね。仕事観が逆です。
現代は自分の利益のために働くことが当たり前になって、
周りのために働くというような考え方は、
ボランティアという風に分けられてしまっています。
江戸では、
朝飯前、使役、働くという三つの働きの中で、
人間として最も評価されたのは、
午後の「はたを楽にする」働きだったそうです。
※「はた」とは傍・・・自分の周りのことです
江戸の働き方を参考にして、
新しい時代の働き方を考えないといけません。
「江戸しぐさ」入門より
子供の教育はその発達の段階に合わせて様々な要諦があるらしいのですが、
まず心から始まっているとのことです。
社会人として企業人として立派な人間に育てたいという会社では、
まず「高い志と感謝の心を持った良い人を育てる」、
「まず一人前に。それから一流に。そして一道を開く人に」、
このような教育に「江戸しぐさ」が活用されているそうです。
企業は人なり・・・という言葉があります。
結局良い企業も悪い企業も、
作っているのは一人一人の組織を構成している人なんですね。
もう四捨五入したら50になろうかという私も、
まだまだ半人前であり二流いや三流です。
全くもって恥ずかしい限りです。
どうしたら人格を高めることができるのでしょうか・・・。
もっともっと学んで人間力を高めていきたいと思う今日この頃です。
大分店 ヤマモト