皆様、ごきげんよう!
すっかり寒くなりました、インフルエンザの予防接種は済みましたか?
注射は嫌いなのですが私は明日行く予定です。
さて自分が大好きだという理由、
そして皆さんにも好きになってもらいたいという理由だけで、
押し付けがましくご紹介しています「銀河鉄道999」です。
前回の第39回ではゴダイゴの「テイキング・オフ」をBGMに、
999が鉄郎とメーテルを乗せて地球を出発しました。
今回は劇場版999では初めての衛星への立ち寄りとなります。
場所は衛星タイタンです。
画像が小さくてわかりにくいですが、
設定だとこの星は土星からの熱でいつも春のようにあたたかく、
自然豊な楽園なのですが、
到着してすぐ街を歩く鉄郎の目の前で人が銃で撃たれてしまい、
メーテルは山賊にさらわれ、
鉄郎は気を失ってしまいます。
鉄郎が目を覚ますとある老婆の家でした。
その老婆から「メーテルはぶどう谷の山賊にさらわれた」ことを知らされ、
救出に向かう鉄郎。
その鉄郎に土星射病にならないようにと帽子とマントを渡します。
そして「これも持ってお行き・・・」と立派な銃を預かります。
小さくてわかりにくいですが、
これが999いや松本零士作品では忘れてならない「戦士の銃」です。
後に「コスモドラグーン」と呼ばれます。
このタイタンの老婆からもらった帽子、マント、戦士の銃が、
鉄郎のスタイルとなります。
そしてこの老婆こそが、
キャプテンハーロックの無二の親友、
クイーンエメラルダスの恋人、
戦士の銃やアルカディア号を作り出したトチローのお母さんなのです。
メーテルノ救出に向かった鉄郎は、
途中機械化人にさらわれた少女を助けた時に山賊アンタレスと出会います。
アンタレスは命をかけて機械化人から人間の子供を守る勇敢で心優しい男です。
アンタレスの家に連れていかれた鉄郎はメーテルに再会し救出することになります。
ここでメーテルのサービスショット(?)
アンタレスに生身の人間かどうか確認される為にレントゲンを撮ることになります。
メーテルの骨格があらわになります!
えっ!全然サービスショットではない!
ん~、めったに見れるものではないのですが・・・興奮しませんか?
残念です・・・。
アンタレスは鉄郎を気に入り機械伯爵を倒す為の心構えを伝えます。
「いいか!撃たれる前に撃て!相手が泣いて許しをこうても容赦なく撃て!
たじろいだりひるんだりしたら、お前の負けだ。」と・・・。
そして鉄郎とメーテルは999で再び星の海へ旅立つのでした。
では今回の999についてのマメ知識
鉄郎がトチローのお母さんから預かった「戦士の銃」ですが、
この原型はコルトM1848 通称コルトドラグーン(竜騎兵)という、
実在した大型拳銃です。
この銃は米墨戦争後に発売され南北戦争の頃まで軍用拳銃として用いられました。
「戦士の銃」はもちろんトチローが作ったのですが、
初期の設定では宇宙に4丁あるようになっていましたが、
「ニーベルングの指環」では№0が登場して5丁に増えています。
999の設定では№1がハーロック、№2がエメラルダス、
№3がトチロー(メーテルという説も)、№4が鉄郎となっています。
あーなんて楽しい999の世界!
早くハーロックとエメラルダスが登場しないかな~
何度も言いますが私は999の無期限のパスを持っています!
ほんとうなんです、あんまり疑うなら今度見せてもいいですよ!
大分店 ヤマモト