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芸術の秋です

2015年11月08日 08時00分00秒 | Weblog
先日、妻が「“フェルメール“が別府に来るらしいよ」と言うので
・・・そんな馬鹿な・・・と思いつつ、調べてみると
やっておりました。
それもトキハ別府店で






え~~っと、思いながらよくよく調べてみると
確かにやっておりますが、「リ・クリエイト作品」となっており
350年程前にフェルメールが描いたであろう色彩を再現した
複製画の展覧会ということでありました。


ヨハネス・フェルメールは17世紀オランダ絵画黄金期の画家で
レンブラントやルーベンスと並ぶ巨匠です。



今から15年前、まだ関西に住んでいた頃に
大阪市立美術館で『真珠の耳飾りの少女(青いターバンの少女)』の他4点
を見る機会があり当時小学6年生の娘とふたりで観に行きましたが、
ものすごい人出で二時間以上待ってやっと入れたという思い出があります。
『真珠の耳飾りの少女』は本当に素晴らしかったです。


その次に彼の作品を見たのは、娘が大学3年の時、京都市立美術館で
『レースを編む女』を観ました。

<手前の刺繍糸の表現。凄いです。>


フェルメールは調べると興味が湧いてくる画家です。
・作品を制作する為に「カメラ・オブスキャラ」用いた。
・鮮やかな青色を描くのに当時非常に高価だった
 ラピスラズリを原料とするウルトラマリンブルーを多用した。
・真作とされる総作品数は33~37点で非常に寡作である。
 (研究家の間でも意見が分かれる)その為か贋作も多い。
・ハンス・ファン・メーヘレンによる「エマオのキリスト」贋作事件
 は西洋美術史上最も有名である。
・盗難事件も多く、「合奏」は未だ行方不明で、その評価額は
 2億ドル超と見なされFBIが捜査中。
・「真珠の耳飾りの少女」を題材にした小説が書かれ、映画化された。(2003年公開)
・「天文学者」「絵画芸術」が第二次世界大戦中ナチスドイツに接収されたが
 連合国の特殊部隊により救出された。


等々ですが興味が湧きましたか?
最後の救出作戦は、映画化され現在ジョージ・クルーニー監督・主演作品「ミケランジェロ・プロジェクト」
として公開中です。(予告編を観たら「天文学者」がチラッと映ってました。)


という訳で、先日妻と観に行ってまいりました。
久しぶりにアートの世界を堪能した気分です。
帰りにグッズを買って自宅リビングの壁に掛けております。
皆さんも”芸術の秋”です。気分転換に行って見ませんか?



長くなりました。最後までお読みいただき有難うございました。

別府店  カマフチ