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将棋「電王戦」

2014年04月22日 09時39分44秒 | Weblog
新入社員のカマフチです。
本日ブログデビューしました、よろしくお願いいたします。
さて第一回目のテーマですが、将棋「電王戦」です。

新聞記事やTVの「情熱大陸」で紹介されましたのでご存知の方もいらっしゃると思いますが
「電王戦」とは将棋のプロ棋士がコンピュータ将棋ソフトと対戦する将棋棋戦で今回が
3回目となります。
1回目は1試合でプロ棋士の1敗
2回目は5試合で1勝3敗1引き分け
そして今回第3回目が1勝4敗でまたもや負け越してしまいました。
このまま人間が機械に負けてしまうのか。う~ん、残念!!

10数年前にチェスの世界チャンピオンがIBMのコンピュータに負けたことが
話題になったことがありましたが、そのときの将棋界の受け止め方は
「将棋はチェスに比べ、駒数やマス目が多く、取った駒を使えることから、
手数がかなり多くなる為コンピューターが人間に追いつくのには時間がかかるだろう」
との意見が多数でした。しかし、ハード面の高性能化と優秀な将棋ソフトの開発により、
人間に勝つまでになったのです。

機械であるコンピューターには疲れや感情といったものがなくミスをしません。
将棋ソフトのコンピュータは1秒間に1100万手を読むものやクラスタリング
(PCを繋げて処理速度を上げる)により1秒間に2億8000万手を読むものがあり、
それと人間が対戦しているのです。
そう考えるとプロ棋士の凄さに驚きます。

また、プロ棋士の凄さを見せるイベントに「目隠し将棋」があります。
これは将棋盤や駒を使わず、指し手を声に出して対局するもので(算盤の暗算みたいなもの?)
プロ棋士同士の対戦はもとより、佐藤康光九段はなんとアマチュア相手とはいえ五人同時に対戦して
全て勝ったこともあります。

想像してみて下さい。

将棋のマス目は81マスあり、駒の数は40、駒が成ったり、手駒(相手の駒を取る)にしたり、
また打ったり出来る為、盤面は途方も無い数の局面になります。
詰め将棋の5手詰めや7手詰めで四苦八苦している自分からするとまさに神の領域です。

今後は今までに対戦していない将棋界トップクラスのタイトルホルダーとの対局が組まれるかも
しれませんが、万が一負けるようなことがあっても私のプロ棋士への畏敬の念がなくなることは
ないでしょう。

ところで今回から指し手専用ロボット アーム「電王手くん」が採用になりましたが、
これが礼儀正しくかわいいので、是非見てみてください。


http://www.youtube.com/watch?v=Enbkqh1arJA

長くなりましたが最後までお読みいただきありがとうございました。
今後ともよろしくお願いいたします。


別府店 カマフチ