江別から笑顔を発信! 林かづきの活動日記

私たちが住む江別のことや、毎日のこと、感じ考えることをわかりやすい言葉で綴ります。

一般質問概要

2008-12-11 | Weblog
昨日、一般質問でお話した概要をお伝えします。
写真は、建設中の夕張シューパロダムです。

一般質問は、情報交換・情報提示の場だと私はとらえています。
現状確認や疑問提示の場とまだまだですが、
さらに勉強し、市民の方々にとって、役に立つ情報をお伝えできればと
思います。
答弁につきましては、昨日お聴きした内容を自分でまとめています。

■水道事業~夕張シューパロダムについて

□ダム概要
・1,470億円事業(北海道開発局のHPでは、1,611億円との試算も)
・目的/①洪水調節 ②流水の正常な機能の維持 
    ③かんがい用水の補給 ④水道用水の供給
    ⑤発電
・負担割合/農水省48.8%、国土交通省46.5%、
      発電事業者(北海道公営企業)1.3%、
      石狩東部広域水道企業団3.4%、
      
※石狩東部広域水道企業団は、水道用水供給事業者です。
※国が95%以上を目的の上で占めています。

□ダム計画の変更
 平成8年度計画⇒平成16年度変更
・全体の今日給水量及び配分水量
 1日最大76,700立方メートル⇒26,480立方メートル

・石狩東部広域水道企業団 構成団体水量の変更(立方メートル略)
江別市 14,700⇒   100
千歳市 32,000⇒11,900
恵庭市  7,000⇒ 6,400
北広島市16,000⇒ 2,800
由仁町  4,000⇒ 3,500
長幌   3,000⇒ 3,000
※100立方メートルというのは、標準的な25mプールの3分の1ほどの水量

・構成団体間の負担割合(合計100)
北海道 15.0%
江別市 16.3%
千歳市 35.5%
恵庭市  7.8%
北広島市17.7%
由仁町  4.4%
長幌   3.3%

□質問と答弁
(1)水量に応じて、江別市の負担割合は減りましたか?
答弁⇒石狩東部広域水道企業団で検討した結果、変更しないと協議済み。

(2)平成8年度~平成19年度までの江別市がダム事業に負担した額は?
   平成20年度~平成24年度完成までの江別市負担予定額は?
答弁⇒前者は2億7,927万8千円、後者は7,200万1千円。

(3)江別市の水需要の方向性・計画は?
答弁⇒今回の100は、北広島から現在買っている地域12世帯の給水に充てる。
   江別市の給水普及率は99.7%、これで未給水区域が解消される。

(3)再質問 人口減の時代、例えば、食糧基地や工業団地振興、水販売など、
       具体的な計画はありますか?
答弁⇒水需要についての今後の計画は、現在、漁川水系から20,000トン、
   上江別浄水場で36,000トン、25年から千歳川水系から100トン
   計56,100トンの水を配給することができます。
   よって、食料基地とか、工業団地振興などに伴う新たな給水については、
   現在の中で対応は可能です。

(4)厳しい自治体財政。国の事業に、一般財源から毎年数千万円の負担を
  している現状。
  留保や猶予は、他自治体でも首長が声を出している。
  構成団体の江別市が、負担金(出資金)の留保・猶予を
  企業団内に提案してはいかがでしょうか?
答弁⇒明確な答えはありませんでした。
   がしかし、切望している夕張シューパロダム事業だから・・・のようです。

ブログには書ききれませんので、また別の機会に改めます。

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1 コメント

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詳しくはなくても (sumairu1962)
2008-12-11 12:38:31
水量からみれば、負担割合は我が市の方が多くなると思われますが、そうではないのですね。
ダムからの距離だってそちらの方が近いでしょ。。。
経済力があるから負担してくださる?ということでしょうか?

国と地方の駆け引きの世界なのでしょうか。

どこを見据えてなされている事業なのか。。。。
知らない人がたくさんいる案件ですね。

曝してくださってありがとうございました。
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