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たる爆弾について

2014-02-16 20:58:32 | 科学っぽい思考
 テレビでシリア政府によって使われているたる爆弾というものがあるらしいと最近ニュースでやっていた。たる爆弾について母親に聞かれたので一度、簡単に説明した時があったのだが、父親にもついでに解説したところ不愉快なので良いとのことだった。話が不愉快なのでなく私の状態が不愉快なのかもしれないが、話を理由に不愉快そうにしていた。目に見えない感覚的な因果関係は結構間違ってい人が話してくるので警戒ながらも気にしないようにしたほうが良いかもしれない。モンスターハンターポータブルをやっていたら同じ名前の武器があったので、今日はなんとなく、たる爆弾について書く。
 私が行った説明は短く言うと『たる爆弾は石油と爆薬で出来ているらしい。石油は燃焼するとTNT火薬の反応エネルギーの10倍の熱をだすので、爆薬で空気中に気化・微粒子化して拡散させて着火するとガス爆発みたいになって危ない』という程度のことだった。この原理は燃料気化爆弾やサーモバリック爆弾と共通している。ようするに、たる爆弾は激安に作られた燃料気化爆弾やサーモバリック爆弾の仲間であるわけだ。
 サーモバリックを起こす物質を考えてみたがガソリンなどの炭化水素以上に密度あたりの燃焼熱、常温での物性、入手のしやすさの面で効率が良い物質が見当たらなかった。ただ問題があり発生する水が2000℃以上になると分解するので炭化水素の燃焼熱はそれ以上にはならないようだ。
 武器として使うなら燃焼熱が頭打ちにならないようにするためになるべく燃焼で水を発生させない方が良いわけだが、そこで炭素の微粉末やそのアルミニウム粉末の混合物が燃えないかと考えた。ガソリンの0.6倍ぐらいしか1gあたりの燃焼熱がないが密度が2倍くらいあるわけで重さを考えなければ熱量だけ見れば勝負ができそうである。炭素の微粉末による粉塵爆発には難点がある。それは炭素の着火点が高いため、小麦粉よりも粉塵爆発が生じにくいこととである。着火点を下げるために触媒を吸収させたあと炭素をアルキル分子と間違えるぐらいにまで微細化しても解決が難しい、目的や手段が一般的に適切でなく、相当特殊な状況でないと商売出来る見込みがないためおそらく実験結果は自分で許可された場所で実験する以外に知る方法はないと思われる。
 やはり、炭化水素がよいという結論だが、実際のものには酸化エチレンを使っていることが記載されていて水素の含有を減らして結合が熱で瞬時に切れる物質と行ったらこんな感じなったのかなという感じがする。固体にして密度を上げるために酸化ポリアセチレンとかもその延長で思い浮かぶのだが生産技術が今のところ手元では思い浮かばない空想である。酸化ポリアセチレンを作るよりベンゼンを酸化できるか考えたほうが良いのだができるのだろうか。

 



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