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スーパー百姓

2014-02-11 10:42:38 | 科学っぽい思考
 日本の大学には東大にも京大にも地方の国公立にも有名私立大学にも農学部という学科がある。農学部に進むということは農林水産業に関連する産業や省庁に就職する可能 性が高くなるわけだが、今の若い人のイメージや産業の動きからすると意外性が高かったりステータスが良くないと感じられる可能性があり生命科学系同様どのよう に周囲にアピールするのか非常に気になる。
 近年、高齢化に伴って耕作されていない土地が増えることが予想されて問題となっているが、人によって はチャンスかも知れない。人間は上手く頑張ればそれで食べられないこともないわけで、農業をやって納税しても人間は自営業に就職と記載することができる。 ただ、働いて稼ぐのも周囲の人間の利益に奉仕して見返りが正当な感じで返ってくる雰囲気を感じ取って行っているわけで、働いて実際に有用になりうる活動を 行っても、感覚的にそうでなければ有用ではない。
 農業のイメージ悪化の原因は近代まで続いていたヨーロッパの農奴や日本にもあった小作人という 大多数の人が従事していた最下級の農業のイメージがあるからかもしれないし、かつて農業に従事する際に教育を受ける必要がわからなかったり、金銭や時間がないので受けることができないなどの理由で教育を受けていない人が大半であり不正確な行動をしがちで、意思もまともに伝わらないのが事実であったからかもしれない。ただ、それは商人も工人も似たようなものである。
 しかし、今は大分事情が異なる。非常に高度な教育を受けて農学部という学科に進む人間がかなりいる。そして、農業は熟練が必要でバイ オテクノロジーや農薬など高度な技術も用いたり開発する場合がある。ただ日本独自の歴史的背景があって農学部という学部はいろんな部分で日本オリジナルであり、日本の小作人でない本百姓や豪農、郷士といった人間は広い土地をもち、農家でありながら教育を受けていて資力があり明治になってからは大学に通うこともできたことが設立の背景にあると私は考える。イギリスやフランスにも似た階級としてヨートルなどという階級があったらしいが確かに有名ではないが少し古い農学系の大学がある。
 これから、空いている農地を耕して様々な作物を高度な知識と技術で安価に生産し、領土を広げて蓄財するアメリカ並みのスーパー百姓が続々と現れる可能性があると思っているが今はまだ少数派である。昔、『サイボーグじいちゃんG』というデスノートやヒカルの碁で有名な小畑健が書いた漫画があったのだが、じいちゃんが人体改造をしてサイボーグになっており正直言うと自分がそうなっても良いと思っていて、受験の時には農学部を視野に入れていたが分子生物学に最終的に何故か決定してしまった。
 最近は録画で『のうりん』と『いなり、こんこん、恋いろは。』を見ているわけだがどちらも方言色が強く、農業に関連していることがかなり違っていると思っている。きっと印象が変わると本当に人の動きも経済も変わる。そんな感じがする。


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