進撃の巨人とアストロノーカと遺伝的アルゴリズム

  昔、自分でやりたかったゲームに『アストロノーカ』というゲームがあった。
　このゲームはバブーという害獣から作物を守り、良い作物を育て、品評会で良い成績を取ると賞品があるとかそんな感じのゲームなのだが、自分のやっているゲームで人に紹介したこともない『牧場物語』とか『巨人のドシン』とか『もじぴったん』とかと同じ系列に属する明らかに流行りの的を外したゲームの一つである。
　このアストロノーカの害獣には進化するルーチンがあり進化には遺伝的アルゴリズムが用いられている。その遺伝的アルゴリズムによってトラップを避けたり、体重が増減したりするらしいが実際にやっていないのでどんな感じがするのかわからないがおそらく実際にバブーが何か考えているように見えるのではないかと思う。このゲームに用いられた遺伝的アルゴリズムというプログラム機構は実は一時期未来が大変に期待されたのだが、今でも応用がうまくいかずに不採算である状態のようだ。
　最近、『進撃の巨人』という漫画が出ているがいずれゲーム化されることになると思う(昨年１２月に発売になっていた。内容は不明)。その時、巨人の進化や出現パターンに遺伝的アルゴリズムを用いるかどうか少し注目しているのだが、人間に感じ取れないところであるだけにユーザーが感じ取らずDｒｅａｍｃａｓｔのソフトであった『シェンムー』の日周・天候ルーチンや町の人が本当に生活するアルゴリズム同様同様の赤字になる可能性があるため載せてはくれないかもしれない。ただ、もう作りおいたものがあるだけにその時よりは容易なことではあると思う。

　今日はバレンタインデーだが誰にもチョコレートはないが無償の降り注ぐ愛、『アガペー』に近い私の気持ちが伝われば良いと思う。