朝4時。
救急車がサイレンを鳴らしながらうちの近くまで来ている。
救急車が警告音を止めて、うちの路地に入ってきたことがわかった。
寝起きの状態のままで、表に出てみると
隣の家の前に救急車が止まっていて、隣の家に入っていった。
隣に住んでる方が転倒して動けなくなったらしい。
転倒して骨折でもしたら、エラいこと。(←今の俺んちの状態)
心配だったが、診断の結果、打ち身だったとのこと。
良かった良かった。
昨日、お袋の入院している病院から電話があり
手術を終えてたった1日で火急の異変が起こったかと
顔が強ばるくらい緊張したんだけど
何やら俺の署名が欲しい文書があるんで、近日中に来て欲しいとのことだった。
心配させんなやあ。
でも、お袋、独りで不安だろうなあ。
針を抜いちゃったりしないように動きを制限されてるし
一日中、天井を見ているだけなんだろうなあ。
そんなことを考えつつ、病院に行った。
病棟には入れず、お袋には会えないまま。
エレベーターホールで看護師さんから書類について説明を受け、署名してきた。
会えないのはつらい。