亜細亜のどこか。
汚い船着き場。
小さな船に乗るために、列を作って待っている。
誰かに追われているのかもしれない。
船代は、3セント。
船に乗る直前になって、俺の財布には1円と1,000円札しかないのに気がついて狼狽。
船に乗らなくちゃ
船に乗らなくちゃ。
列を離れ
ブローカーみたいな人のところへ行き、両替に成功。
笑うと汚い歯がむきだしになる船主に3セントを払って船は無事出発。
と。
目が覚めた。
どこへ行く気だったのかなあ。
夢はまれにしか見ない。
そのまれにしかみない夢を、妙にこまかいところまで覚えてる不思議…。



