帰ろうとジムから出てきたら、大きな花火の音が空に響いていた。
音の大きさから、結構、近くで花火を上げているとわかる。
こんな住宅地の真っ只中にでも花火を上げてもいいような空き地が
どこかにあるってことにちょっとびっくり。
そう言えば、今年はまだ花火をまともに見ていない。
いま、聞こえてくる花火の姿も、
ジムの建物の後方で大きく広がっているらしく、
ここからは音ばかりが耳に届き、肝心の花火はよく見えない。
なぜだか今年は花火を見たいとか、見ても美しいとか思えない。
不思議なことだ。
さようならモリソーさん
さようなら。
あれ?どうしたんだろ?
急に中学校の時の国語の教科書に載っていた台詞が頭に浮かんできた。




