昨日、行けなかったんで、予定を変更。
福山から、再度、広島へ新幹線で。
やっぱりね、連れとも話をしたんだけれど、
広島はなかなか行けないところだし、
これを逃したら、次の機会なんて何年後になるかわからないし。
広島へ着くと、市電に。
原爆ドーム前で下車。市電、って珍しい…。
あ。駅のまん前にあるんだ。原爆ドームって。
訪れたかった原爆ドームに。
子どもの頃、「はだしのゲン」って言う漫画の連載を読んでいたんで
少しばかりの知識はありましたが、
本物を目の当たりにすると何か感じますね。
迫力…というのもちょっとちがう。
ただ廃墟がそこにあり、後ろにはどこまでも青い空が広がって
周りには普通にビジネス街が。
いや、マジ、無口になります。
考えちゃいます。
戦争かあ…。
時間の流れから隔絶されて、建物が苦しんでいるように見えました。
眠りたい…と建物が言っているように感じました。
泣きたい気分になりました。
泣きそうな気分になりました。
平和かぁ…。
今、この時の、この瞬間は、
過去に生きていた方々を礎にして存在しているんであって…。
ああ。建物を眠らせてあげるにはどうしたらいいんだろう。。
展示館でいろいろなものを見ていると、
あの瞬間の、あの時に、あえなく死んでしまった方々の思いや声が聞こえてくるようで、
ただただ、ご冥福を祈るのみでした。
安穏と暮らす自分が恥ずかしく情けなく思えてくるのはなぜか。
あやまちはくりかえませんから…。
燃える炎に、誓いました。