04…隣はナニをする人ぞ

うわ。
午後から雨。
洗濯物を軒下に干したまま外出してしまったんで、ちとショック。
こりゃー洗濯のやりなおしかな。。…なんてことを考えながら、イオンのトイレで、息を潜めて静かに頑張っていたら、隣のボックスに慌ただしく人がはいってきた。その隣人さん、ドアを閉めるやいなや、ベルトを緩める時間も惜しむかのように忙しくバタバタバタとスタンバっている音が聞こえてきたかと思うまもなく、液状の○○○を超特急で放出している効果音が俺のところまで響いてきた。聞きたくない～。その後、数回の断続的な落下音のあとに、放出しおえた隣人さんの歓喜の息づかいが…。

隣人さん、たぶん、俺に気づいていない。

相当のエマージェンシーだったんだろうなあと、隣人さんの歓喜の息遣いに、こちらも安堵して、自分のことに集中しようとしたことろ、なぜか、その隣人が、ぐぇぇぇ。ぐぇぇぇと、今度は便器に向かって嘔吐を繰り返している様子。縁もゆかりもない人だが、人ごとながら心配になってしまい、出るものも出ず、隣の様子に気もそぞろ。

…土曜日の昼日中、上から下から、水芸ってか。そりゃ、大変だ。

十数秒、隣人さん、ひととおり吐き終わると、高らかにカラカラカラとトイレットペーパーを巻き上げ、颯爽とトイレを出ていった。
あっけにとられた俺。
「隣は何をする人ぞ。」って感じで。

早く私に気づいておくれ、さくら、さくら、らららら～。

さ。
集中。集中。






夕飯、廻る寿司。写真撮り忘れ。