6月13日から開催されている三浦綾子記念文学館の特別展企画展
「三浦綾子が描いた多喜二の『母』」「セキは現代(いま)に何を語るか」に行ってきました。
展示室の解説パネルには三浦綾子さんの小説「母」の語り口調(秋田の方言)を
とりいれ、分かりやすく五つの切り口で紹介されております。
小林多喜二の書・水彩画・写真・デスマスク(彫刻 市立小樽文学館所蔵)
そしてセキさんが書いた短歌の短冊、壷井栄さんからの手紙など
切なくも温かい展示品の数々、貴重な品に感動感激してまいりました。
文学館喫茶室からの眺めは一服の絵のように輝いていました。 (2010.06.13撮影)
「おだまき会」の方が撮られた見ごたえあるアルバムにも癒されます(上写真テーブル右)
おだまき会は、三浦綾子記念文学館のオープンと同時に発足したボランティア組織
綾子さんの好きだった花「おだまき(苧環)」を名前にしています
ときどき姿を見せるエゾリスさん。この日は一度も見かけなかったので…
撮り置きの写真から(2005.06.13撮影)
喫茶室の窓辺から、楚々とした佇まいのオダマキ(苧環)の花が見られます。
三浦綾子さんの小説『氷点』の舞台となった外国樹種見本林の
樹木を一本も切ることなく三浦綾子文学館は建てられています。
こちらの見本林は北海道での外国樹種の成長を観察するために作られた林で
面積は約18ヘクタールあります。
1898年に植栽されて以来100年の歴史を持つ外国樹種見本林は
自然休養林として訪れる方々に親しまれています。
ヨーロッパトウヒに絡まるツルアジサイ(ゴトウヅル)は咲き始めたばかり
小さな白い花の清楚なこと。きれい…
こちらは、以前クサノオウの花が咲き誇っていた場所です。(2005.06.13撮影)
今春、例年と比べ花が少なく数えるほどしか咲いてなくて寂しかった。
クサノオウの花言葉は「思い出」だそう…
三浦綾子記念文学館内は撮影禁止なので、せめて窓の外の風景だけでもと撮りました(^^)
文学館をサポートしているボランティアさんが
心を込めて入れてくれる珈琲は美味しいですよ~♪
ツルアジサイ(蔓紫陽花)は別名ゴトウヅル(梧桐蔓)というそうです。秋の紅葉も綺麗ですよ。
オダマキはそちらの花屋さんにもあると思いますよ。種でふえるのよ
そちらは梅雨入りですか。お身体に気をつけてお過ごしくださいませ
旭川も30度近い日が続きバテ気味でしたが今朝から涼しく元気になりました(^-^)