少年カメラ・クラブ

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バッテリー検討

2015-10-31 21:40:31 | アマチュア無線

デルタループアンテナを購入して以来、多摩川に移動して50MHzの運用をしている。山などから電波を出している人もいて、なかなか楽しい。しかし、乾電池での運用では2.5Wしか出せないし、電池の持ちも悪くて、いつ電源が切れるか心配しながらの交信になってしまう。ということで、12Vのバッテリーの導入を検討した。ネットで調べると、秋月の充電キットで鉛蓄電池を充電するのがセオリーのようなので、当局もそれで行くことに。1000円のキットをケースに入れた様子がこれ。

 

直流電源はラジオデパートで見つけた24V0.5AのACアダプターを使用したので、ケースの中にはトランスやダイオードは入っていない。解放電圧を13.7Vに調整してから放電したバッテリーを接続、充電電流を200mAに設定した。バッテリーの容量が2.6Ahなので、その10%程度。電流値をモニタするために、セメント抵抗に平行にラジケータ(150μAフルスケール)を入れて、200mAでフルスケールになるように半固定抵抗を調整した。メータはもともと無線の受信強度を表示するためのものの用でSと印字されている。

 

 

充電を始めるとラジケータがいっぱいに振れる。(そういう風に調整したので当たり前。)電流が200mAと控えめにしてあるので、トランジスタもそれほど熱くならず余裕の様子。何時間か経つと次第にメータの振れが小さくなっていって、ほぼ充電完了。

2.6Ahでどのくらいの運用ができるかが次の問題だけど、結構いけるんじゃないかと思っている。

 

ちなみに説明書によると12Vのバッテリの残容量は解放電圧で概略わかるという。100%-12.6V

75% -12.4V

50% -12.2V

25% -12.0V

こんなに微妙な電圧変化で容量が大きく変わるとは知らなった。勉強になります。

 

ドリルでケースに穴をあけ、ヤスリで形を整える。キットなので大したことはないが、はんだ付けをしながら、テスターで調整をする。やあ、楽しいですな。

 

PS: FT-817NDの電源コネクタに千石電商ので売っていた

極性統一DCプラグ#2(L型) 

を使ったが、微妙に合わないことが判明。やはりYAESU純正を使わないとだめみたい。自分で作ろうとされる方は注意してください。