はるのしん

女、妻、鬼嫁、ママのつれづれ日記

思い込みには気をつけろ!

2006-05-09 23:51:37 | 生き方
現在の家に引っ越して2年。家具はほとんど夫婦2人がそれぞれ一人暮しで使用していた物を
引き続き使った。
息子の成長と共に物も増え、収納不足解消の為にリビングに棚を買った。どうせなら!と
夫の書斎の棚も同時に注文。
先に来たのはリビングの棚。組み立てが必要かと思ったら、もう形が整った状態で運ばれてきた。
今日は書斎の棚が届く予定。夫が自分で形や色などを選んで購入したので、楽しみに宅急便を
待っていた。スムーズに運び入れてもらうために大々的に部屋掃除、いらない物の処分をし
しっかりスペースを開けて待っていた。
私が息子と外出している間に荷物が到着。私も楽しみで夫の部屋に直行。しかし…
扉の向こうには夫の寂しそうな背中とその下には棚になるであろう木材が。
自分で組み立てる物だったのだ!
確かに、夫の荷物は完成品が届くなんて誰も言っていない。リビングの棚が完成品で来たのを
勝手に書斎も完成品で来ると思いこんでいた。それだけに、夫は落ち込まなくても良いところで
落ち込む羽目に…

何でもそうだ。私は帝王切開なんてありえないな、と勝手に思いこんでいたのに、帝王切開を
告げられて動揺した。喉が乾いて慌ててりんごジュースを買って飲んだら、世の中の物とは
思えない味がして一瞬パニックった。パッケージを見るとトマトジュース!
このジュースはこの味、勝手に思いこむとこんなにも味の感じ方が違うものかと知った。

どんな緊急事態にも冷静に対応するためには既成概念を捨てる事は大切だ。
“こんなはずではなかった”というマイナス思考の原点は妄想という名の既成概念が
作り出しているのかも。
夫の背中を見てつくづく思った。