“渋谷の父 ”ハリー田西の占い研究所

自身のことを含め世の中の森羅万象を占い師・運命学研究家の立場からつづります。

道案内をしてあげたおじさんが向かった先は・・・

2008年09月20日 13時54分51秒 | Weblog
昼飯を食べにおもてへ出ました。

まだいくらか残暑は続いているものの、
宮益坂を吹き抜けていく風にも、
どことなく秋の匂いが含まれているような気がします。

何を食べようか・・・
今日は土曜日とあって、
事務所の入っているビルの1階あるカフェレストラン「West」も、
沖縄生まれの人の好さそうなおばさんがやっている「中華 一番」もお休み。
まぁ「澤の井」でうどんでも食べるかと、
246と合流する宮益坂の坂上に向かって歩いていると、
「あのぉ、ちょっと道を尋ねてもよろしいですか」と、
メモを片手にした60代後半のおじさんから道を尋ねられました。

そのメモの地図を見せてもらうと、おじさんの行きたいところは、
こことは全く逆の渋谷駅の南口側、東急のセルリアンタワーに近い桜丘の一画です。

「わぁ~っ、これ、まるで反対方向に来ていますよ」と僕。
「いろいろな方に聞いたんですが、よくわからなくて・・・
でも、地図に出ているジョナサンはそこにありますよね」
と246側の金王坂の際にあるジョナサンを指さすおじさん。
「ああ、この地図に載っているジョナサンとそこのジョナサンは場所が違いますね」
「はぁ、そうなんですか。東京は本当にわからなくて・・・
おじさんはハンカチで汗をぬぐいながら、うんざりしたように言いました。
たしかに東京というよりは、
この渋谷は駅前に八方から道路や線路が集中している複雑な地形になっているため、
慣れていないとわかりにくいかもしれません。

しかも、このメモに印刷されている地図というのがはなはだいいかげんで、
JRと東急東横線の位置関係を逆に描いてあるんです。
「この地図もちゃんとしていないというか、非常にわかりにくいですよ」
と僕はおじさんに同情的に言いました。。

それにしても、誰か一人ぐらいこういう不案内な方に対しても、
ちゃんと地図の謎解き(?)をして道案内してあげるべきなんじゃないでしょうか。
えっ?みんな、そんなにヒマじゃないって?!

結局、僕は、「わかりやすいところまでご一緒に」と、
目の前の246の金王坂を渋谷駅まで下り、
駅前でもう一度東急のセルリアンタワーを指さして、
「このガードをくぐって、あの高いビルを目指して歩いて行って下さい」
と言って別れました。

その別れしなに、もう一度確認のために地図の出ているメモを見ると、
おじさんが向かおうとしているところは、
かつて霊感商法で話題になった新興宗教系の団体の事務所のようでした。
あぶないなぁと思いましたが、そこまでは口に出さず別れました。

ただ、少し心残りでした。
もしそのおじさんがまったく何もかも知らないでそこに行き、
全財産を奉仕させられてしまうようなことになるのだったら可哀想です。
「失礼ですが、どんなご用事で行かれるのですか?」と訊くべきだったかなぁと、
後悔しました。
だって、先方はこの渋谷の地図も正確に描けないような怪しい団体ですよ・・・

手相学的にいうと、
生命線、知能線の出発点に感情線の終点が入り、
この三つの線(三大基本線)が一か所で合流したような人は、
お人好しで思い込みが激しく騙されやすい人といえます。

また、知能線の感情線の間で運命線とクロスして十字を描く線、
いわゆる神秘十字線を持つ人も、
霊感はあっても逆に信じ込みやすい人で、
占いとか宗教にのめりこみやすく、
そういう点では騙されやすい人ともいえるでしょう。

お互いの長い人生の中で、ほんの一瞬だけすれ違ったおじさんですが、
心の底から騙されなければいいけど・・・と思いました。

おじさんを見送ってふと横を見ると、「ラーメン 唐そば」の看板。
これも何かの縁と入り、博多ラーメンを食べました。
1杯700円。美味かったぁ!道教えて、おかげで得した気分



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