“渋谷の父 ”ハリー田西の占い研究所

自身のことを含め世の中の森羅万象を占い師・運命学研究家の立場からつづります。

「やめろ!」コールが高まる中、それでも舛添都知事が“逃げ切れる”理由!

2016年05月17日 12時35分33秒 | Weblog
今回、政治資金の私的な流用問題や法外な出張旅費、
別荘への公用車利用などの問題で釈明会見を開いた舛添要一都知事。
(僕を含め)都民のほとんどはその釈明会見にまったく納得せず、
「やめろ!」の声が日増しに高まっています。

しかし、舛添さんは今後これ以上の大きな“失態”が出てこない限り、
このまま辞めるなんてことは言い出さず、
都知事の地位にひがみつき、つまり“逃げ切る”ものと思われます。
その点では“逃げ切れなかった”猪瀬前都知事と大違いです。

さて、どちらもそのふるまいで評価を下げた舛添さんと猪瀬さんですが、
辞職した猪瀬さんと辞職をしない舛添さんは、どこがどう違うんでしょう。

それは単純明快です。

猪瀬さんは徳洲会グループからの5000万円にのぼる不明瞭な借入金問題で、
公職選挙法違反の罪で東京地検特捜部から略式起訴されたこともありますが、
そもそも猪瀬さんは、年運天中殺に入った
2012年、壬辰の年に都知事になったからです。

結果的にそれが災いして、
まだ天中殺中の翌2013年に辞めることになってしまったわけです。
(これは、森喜朗さんが総理大臣になり辞めたケースとまったく一緒です)

これに対して、子丑天中殺の舛添さんは、
運気の強い2014年甲午の年に都知事になり、今も幸運期の中にあるからです。
だから、ちょっとやそっとの不祥事ではその地位までは奪われないというわけです。
まぁなんとも理不尽なことですが、これが運気の流れというものです。

そんなわけで、舛添さんはこれだけみんなが「やめろ!」と言っても、
「(この間の会見で)説明責任は果たした」
「これからは都民のために一生懸命職務に努める」とうそぶいて、
都知事の座に居直って、いや居座っているわけです。

では、こんな舛添さんとはいったいどんな人なのか?
算命学的に分析してみましょう。

舛添要一(1948年11月29日生まれ)

【陰占】

    戊 癸 戊
子  午 亥 子  午
丑            未
天  丁 壬 癸  天
中  乙 甲     中
殺  己        殺


☆まず上に出した【陰占】を見てください。
 これは舛添氏の生年月日を干支で表したもの。
 舛添さんは1948年(戊子)11月(癸亥)29日(戊午)に生まれました。
 この舛添さんの【陰占】には、彼独特の特徴がいくつか表れています。
☆年干支の戊子と日干支の戊午が《納音(なっちん)》。
 天干が同じで地支が対冲の形になったものを漢字で音が納まると書いて、
 《納音》といいます。
 中でも彼のように東西に《納音》になっている人間は、秘密主義で、
 表と裏の顔が違うという一面を表しています。
☆また、年干、日干の戊と月干の癸は《干合(かんごう)》しています。
 中でも、舛添さんの宿命のように日干と日干の谷間に干合がある特殊な形を
 《天干狭格二重干合》といいます。
 これは一度で結婚が収まらない最悪の結婚運を示しています。
☆さらに、舛添さんの陰占にはたすきがけになった《宿命天中殺》があります。
 これを《互換天中殺》といい、
 舛添さんの親と相容れず自力で、独力で生きていく
 過酷な宿命を示しています。

 ……以上のことから言えることは、
舛添さんはもともと大変な宿命を背負っているが、
それにめげずに逞しく現実世界を生き抜いてきた
とっても強くてしぶとい人間なんだということです。


【陽占】

     貫索星 天報星
 玉堂星 禄存星 司禄星
 天将星 司禄星 天馳星

☆【陽占】は星で性格を表したものです。
 舛添さんの中央の星が禄存星。
 面倒見のよい親分肌の魅力星、人気者の星です。
 また、禄存星には回転財といって、お金が集まってくる才能があります。
☆東と南にある司禄星もお金の星。
 こちらは金銭感覚がしっかりしていて貯蓄の才能があります。
☆そんなお金の星・禄存星と司禄星を合わせて3つも持っているために、
 この人は一生お金に困らないくらい相当に貯め込んでいるといえます。
☆北に貫索星があるので、自我が強く、自分の常識を人に押しつける傾向があります。
☆そして、西に学びの星・玉堂星。
 インテリで理論家、家でも静かに本を読んでいるような人で、
 その点、湯河原の別荘に籠りたがるというのもわかります。

【大運】~10年くくりの運~

(7旬)63歳~ 庚午 鳳閣星・天将星 自刑 △  対冲

☆63歳からの大運には鳳閣星が回り、楽しくおおらかな老後の10年です。
 趣味の書道や美術鑑賞、金魚・熱帯魚の飼育などをのんびり楽しめる時です。
 ということは、都知事の激務などは運気の流れにそぐう生き方とはいえません。
 陽占の晩年も玉堂星+天将星ですから、
 晩年は学者としてもうひと旗という生き方がふさわしいといえます。

【年運】

2016年 丙申 龍高星・天胡星 △ △ 半会

☆今年は変化と移動の年なので、
 人によっては現在の知事という立場を投げ出すと読む人もいるかもしれません。
 でも、僕は今回のことで(反省などしないと思いますが)これ以上やったら
 自分の立場が危ういと痛感した舛添さんは、
 表面的にはこれまでの好き勝手なふるまいを改め、
 いわゆる“改心した”ふりをして執務をこなしていくと思います。 

……そんなわけで、舛添さんは辞めません。
新たな疑惑、不祥事が出ないかぎりは安泰です。

そして、今後の仕事ぶりや実績次第では、
2018年の2月に行われる次回の都知事選挙でも再選されるでしょう。

いや、もちろん僕もこのまま舛添さんの再選でいいのかという気もしますけど、
そうかといって民進党の菅元総理や“父子二代自”を狙う自民党の石原伸晃さん、
さらに毎度のそんまんま東(東国原英夫)さんあたりが出てきても
なんだかなぁと思います(笑)

おそらく次回の都知事選に、天中殺明けの橋下徹さんが出てこない限りは、
舛添さんには太刀打ちできないんじゃないかと思いますけど、
皆さんはどうお考えでしょう。



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