“渋谷の父 ”ハリー田西の占い研究所

自身のことを含め世の中の森羅万象を占い師・運命学研究家の立場からつづります。

【正月】【旧正月】【春節】【立春】の違いについて

2024年02月04日 14時31分14秒 | Weblog
今日2月4日は【立春】。

旧暦(太陰太陽暦)を基準とする占いの上では今日が1年のスタートの日。
いわゆる〈干支暦〉でいう「甲辰」の年は今日からになります。

ということで…
今日から辰巳天中殺の皆さんは2年間の年運天中殺に入りました。

一方、寅卯天中殺の方は2年間の年運天中殺が明けました。
ただし、2月(寅月)3月(卯月)はまだ月運の天中殺なので、
今日で年運天中殺が明けたと不用心に浮かれたりしないでください。

天中殺の切り替わりとなる【節分】と【立春】はその年を分けるいちおう目安です。

運の流れそのものはその基準日をまたぐように漂っているので、
辰巳天中殺の方でも早い人は去年の後半から
あたかも天中殺に入ったような悪い現象や予告のような現象が起きていたはずですし、
【立春】を過ぎて天中殺が明けたはずなのに
まだこんなことが起きるの?――という寅卯天中殺の人もいるはずです。

私は昨年の暮れの「大予言セミナー」で
2024年、「甲辰」の年は大波乱の年、地震、航空機の事故などに注意と予告しました。

その予告をある方が「渋谷の父のハリーが予言していたことが
元旦、2日から当たった」と紹介したところ、
〈元旦や1月2日は占い的には「甲辰」の年ではなくまだ「癸卯」の年、
それをもって当たったといえるのだろうか〉と半畳を入れてきたそうです。

たしかに元旦や正月の2日はまだ「甲辰」の年ではありません。
私はそれを自ら自慢したり宣伝したりもしていません。

とりあえず年が変わるいまどきの時間と空間の空気感は
そういうことが起きやすいのだということを理解してください。

さて、今日は2月4日は【立春】ですが、
2024年の中国でいう【春節】=【旧正月】(旧暦の正月)は2月10日になります。

あれ?【立春】と【旧正月】は同じ旧暦なのに
なんでズレるのと思っている人もいることでしょう。

実は、私のところで占いの勉強をしている方に
こういう質問をされたのでこの疑問についてお答えしておきます。

まず【春節】=【旧正月】というのは月の満ち欠けを基準とした旧暦の1月1日のことで、
【立春】は太陽の黄道上の動きを基準に決められる〈二十四節気〉での
“春の始まりの起点”というまったく別の考え方から成り立っているのです。
だから【旧正月】と【立春】がめったに同じ日にはならなくて当たり前なのです。

この〈二十四節気〉とは昼の時間がもっとも長い【夏至】と
夜の時間がもっとも長い【冬至】
昼と夜の長さが同じの【春分】と【秋分】を合わせた「二至二分」に、
【立春】【立夏】【立秋】【立冬】の「四立(しりゅう)」により、
暦と季節のズレを調整したものをいいます。

そして、今年のように2月10日の【旧正月】の前に
【立春】が来ることを「年内立春」といいます。
逆に【旧正月】より後に【立春】が来ることを「新年立春」と呼びます。

また、30年に1度「旧正月」と“立春”の日が重なる
「朔旦立春(さくたんりっしゅん)」といい、
さらに、数年に一度【旧暦】の1年間に【立春】が訪れない
【無春年】という年もあります。

ちなみに、来年2025年の【旧正月】は1月29日、つまり「年内立春」になります。

ということで、【新暦】【旧暦】入り乱れて〈正月〉は3つあるんだと思ってください。


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