娘の突き指とおじゃるの叛乱と僕のケツ論と早慶戦

僕の風邪がまだ完全には治りきらない先週の金曜日、
僕の留守中に、我が家でトンデモナイ事件が起きていました。

この日、娘が学校の休み時間に、
校庭で上級生と激突した時、左手の小指を突き指したとかで、
痛そうにして帰ってきたそうですが、
帰宅後、ホットカーペットのところで横になって昼寝を始めたら、
“世紀の珍犬”おじゃるが寄ってきて娘の横で添い寝を始めたそうな・・・

ところが、娘が寝返りを打った拍子に、
おじゃると激突したものですからたまりません！
おじゃるがびっくりして飛び起きて、
いきなり娘の左眉のあたりをガブッと噛んだんですって。
おかげで娘の左眉のところが切れて流血～！さぁ大変です！

嫁さんは大慌てで近くの救急病院に娘を連れて行って応急処置をしてもらったのですが、
もう娘の左目の上は、試合が終わった後のプロボクサーみたいに腫れ上がり、
真正面からは決して見られたもんではありません。
なにやらジョージ秋山の漫画「アシュラ」みたいな感じです。

それでもこの週末、人前に出る予定が何もなければよかったのですが、
運が悪い時には悪いことが重なるもので、
なんと娘は、その翌々日の昨日日曜日に、
中央区有明のトリトンで開かれるフラのイベントに出演することになっていたのです。
ああ、なんて可哀想なお姫様なんだ！

でも、まだ２日ある・・・てんで、金曜日の夜は懸命に冷やしたりしたのですが・・・

と、ひと晩明けて土曜日。
土曜日はフラのレッスンの日です。

朝起き抜けに娘の顔を見ると・・・まだ「アシュラ」状態継続。
それよりも何よりも、昨日は顔の傷のことですっかり忘れ去られていた
突き指した小指と、そのつけ根の周辺が真っ青に変色して、
見るからに痛々しくトンデモナイことになっていたのです。

実は、この日は朝昨日行った病院に立ち寄って、
顔の傷の具合を見てもらってから、フラのレッスンへ行くことになっていたので、
僕は、嫁さんと娘をクルマに乗せて病院へ行き、クルマの中で待っていたのです。

そして、まぁ３０分もすれば戻ってくるだろうと思ったのですが、
なんと薬局によって、なんとクルマに戻ってきたのは、なんと１時間４５分後！
なんと！なんと！なんと！左手の小指の骨が砕けていたんですと！
うっそ～～～～！
娘の左手には大げさまで巻かれた包帯が・・・なんとも痛々しい！

左手にたっぷり包帯を巻き、この「アシュラ」顔で、フラを踊るてーの？！
これってなんだか交通事故に遭った直後にイベントに出てるという
コントみたいなシチュエーションじゃないですか？

とりあえずこんな恰好でフラのイベントに出てもいいものかどうかを、
フラの先生に相談することにして、錦糸町のスタジオまで二人を送って行きました。

そして、迎えた昨日、娘はそんな痛々しい恰好をものともせず、
笑顔で大好きなフラを踊りきりました。
すごい！

あはは、でも来週は学校の学習発表会（学芸会）があって、
この指で、この顔で、和太鼓を叩くんですって！
この指で！この顔ですよ！
すごいことになってます！

ちなみに、そういうこの僕は、本日６月に完治したはずの
痔ろうの残滓を取り除く外科的手術を受けました。
アヌスへの局所麻酔の注射、痛かったなぁ・・・

これも月運天中殺の試練なのでしょうか？

はからずも早慶戦は早稲田が連敗して、
あさっての３日に、５０年ぶりに早慶による優勝決定戦が行なわれることになったとか。
う～～ん、このケツに火がついた一戦だけは、ケツから火が吹いたって見に行くぞ～～～！



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