つくばの“ド素人”音楽同好会

クラシック音楽から,邦楽,洋楽とジャンルにとらわれず幅広く語り明かす,音楽の素人さんのための憩いの場です。

ショルティ指揮のウィーンフィル来日公演,再び!

2005年06月06日 23時51分39秒 | クラシック
先日放送のショルティ指揮のウィーンフィル来日公演を改めて見ている。

曲目はベートーヴェンの交響曲第7番。
とにかく,ベートーヴェンといば「運命」だけだった私も,最近は少しずつ進化して7番を愛でるようになった(笑)

もし,職場で好きなアーティストを聴かれたら迷わず,
「そーですねえ。ベートーヴェンですかねえ。え?もちろん7番が最高ですよ」
と偉そうに吹くのだが・・・・。
1年前の,
「そーですねぇ~。後藤真希です,えへへ~」
と,しまりのない笑いをするボクとは違うんです・・・・。
お願いだから誰か聞いてくれ!(←必死)


ベートーヴェン:交響曲第7番
『 1806年頃から楽想が湧いたと伝えられているが,完成は1812年5月13日(41歳)。
初演は翌1813年4月20日ルドルフ大公邸にて非公開で,同年12月8日(ジョン・レノンの命日ではないか!)ウィーン大学講堂で公開の初演が,いずれもベートーヴェン自身の指揮によって行われた。
 全曲を通してリズムの支配が特徴的であり,ワーグナーはこの曲を「舞踏の聖化」と呼んだ。』

うーむ。これくらいしゃべれれば良いだろう。
ただ,「舞踏の聖化」とは・・・・。意味が分からん(汗)


それにしても,同じ曲目だと演奏のみならず指揮者の振り方にもいろいろあるものだなと感心する。
残念ながら私は,「第1楽章の第1ヴァイオリンのスラーの位置が同じプライトコフプの出版でありながら違うんですよねえ」などという会話は決してできない!
書き写してるだけでも意味が分からん(笑)

しかし,ショルティと,ウォルフガング・サヴァリッシュのタクトさばきの違いは楽しめる。
目指せ,違いの分かる男。ネスカフ・ェゴールドブレンド・・・。
私はウォルフガング・サヴァリッシュが好きだ。でも,これは好み。

まだ見ていないが,恐らくクライバーのそれも,また異なる趣を魅せてくれるはずだ。
クラシックは様々な楽しみ方ができる。本当に面白いなぁ

日米関係に思いを馳せる!

2005年06月05日 19時18分15秒 | 私事ネタ
我ながら真面目なタイトルを付けてしまった・・・。

職場の先輩に貸してもらった本を読んでみた。
「日本人が知らないアメリカひとり勝ち戦略」 日高 義樹 (著) PHP研究所だ。

私は元来,国際情勢にものすごい疎い。やばいくらいに(笑)
この本には米国各地の地名が色々と出てくるものだから,高校時代の地図帳を引っ張り出してきた。
中東の勢力図などは知識ゼロだから困った。


普段は読まないジャンルの本は借りてみるといいと気づいた。
なにせ先輩から借りてるのだから読まないで返すわけにはいかない。感想のひとつも添えなければ!
おかげで血相を変えて読み進め,私の貧相なる知的欲求が満たされて大変満足した(^^)

特に国連の腐敗の内容を初めて知る。
アナン事務総長とシラク大統領がフセインと強い関わりを持ち,不当な利益を得ていた・・・・。

「コフィー・アナン事務総長はいかにも穏やかに見える人物である。だがその彼が自らのコネクションを使い,汚職の仕組みをつくり上げ,国連という名のもとに国際的な犯罪者であるサダム・フセインを助け,その資金でビジネスを行ったのである。」

とする。そして国連ぐるみの汚職が追及されない原因を,

「国連が世界的な機関であり,彼自身が黒人であるという特殊な事情が原因となっている」(193頁より引用)
と結論づけている。

なんとも,虚々実々のドキュメンタリーとしては申し分ない。
細かい真偽の是非はともかくとしても,知っていて損はないと感じた。 


さ,考えるのはここまで!
岩城先生のCDでも聴いてのんびりしよう。
そうだなぁ,今夜はブラームスの2番でいってみよう

指揮者名鑑【岩城先生強化月間】~その2~

2005年06月04日 23時05分52秒 | クラシック
 岩城先生強化月間を始めたら早速レスを頂いた。
ホント,ここに書き込みしてくれる方々は良レスでありがたい,ありたい。
こちらで,返信いたします。

>こんばんは♪
はい,どうもこんばんはです( ^▽^)

>衛星放送の戦後60年特集番組を見ていたら、一瞬だけ岩城氏が登場
いやあ,見たかったですねえ。
でも,ウチは衛星放送契約してませんでした(苦笑)
ちなみに,N響アワーで初めて20年前の岩城さんを見たときは感動しました。
若い!
こんな映像を見せてくれるなんて。受信料払おうかな(爆)

>岩城氏の著書はいくつか読んだことがあるのですが、はずかしながら内容わすれてしましましが(苦笑)
>また、何か読んでみようかな。。。
ぜひ,本棚から引っ張り出してみてください(笑)
ま,↑冗談ですけど 。
やはり,読まれてますか!
これだけ本を出している指揮者って希ですよね。驚きなんです。

>なにやら意味不明の言い回しになってしまいました
とんでもない。意味,ばっちりですから。
書き込みありがとうございましたm(_ _)m
これからもちょくちょく寄ってやって下さい。


さてさて,岩城先生強化月間と銘打ったものの,私は岩城さんの本ばかり読んでいる。

実は私の手元には岩城先生のCDが数枚しかないのだ。
これはヤバイ。早くもテーマ変更か?!

次は私の少しばかりのCDコレクションを紹介させて下さい!

指揮者名鑑【岩城宏之と私】岩城宏之先生強化月間!!

2005年06月03日 23時48分57秒 | マエストロ
 誠に勝手ながら,今月を岩城宏之先生強化月間に指定させて頂きます。

 「じゃあ,強化月間って何よ?!」と聞かれても困る。

“日々是岩城先生”をモットーにして,岩城先生のCDや本を紐解き,先生に思いを馳せるのだ!
今月は岩城先生の話題でお祭り騒ぎにしようと思うので,岩城先生ファンの方はぜひ頻繁にチェックしてもらいたいものだ。
でも,いつも通りに,見かけ倒しが多いのは勘弁してね(笑)
岩城先生のファンじゃない人にもぜひおつき合いしてもらい,その見かけ倒しを楽しんでいただきたい。


さてさて,先にも紹介したが,岩城先生の著書に「棒ふり旅がらす」なる名著がある。
一気に読むのが惜しいくらいの名盤(?!)なのだ。
岩城先生の文体のユニークさにはくどいほど触れているから今回は割愛。


この本のスゴイ所は,それに加えて「泣かせる」のだ。

自分もブログを書いているから痛いほど分かるが,読み手を笑わせることがいかに大変か。
そして,読み手に悲しみを喚起させる文章の難しいことはない。
というか,悲しみを狙って書くのは嘘くさい。
そんな嘘くささもなく,読んでみるとホロリとさせられるのが先生の本だ。
しばし,「この人の本業ってなんなのさ?!」と思ってしまう。

興味を持たれた方,ぜひAmazonでボクと握手・・・もとい,購入のご検討を!
つくば市立図書館にも置いていない希少価値な一冊であることも付言しておこう!!

新宿紀伊国屋では先週の土曜日には既に在庫がなかったぞ。買うなら今だ。わっしょいわっしょいo('-'o)(o'-')o

身体が動かない(苦笑)

2005年06月02日 23時54分01秒 | 私事ネタ
 別に無理をしているわけではないが,数ヶ月に一度くらい必ず,身体がものすご~く疲れた日がやってくる。
 部屋に戻るなり,横になって,そのまま動けない。とにかく疲れちゃうのだ。
今日が正にその1日で,つい今し方まで眠っていた。

 そして,なぜかこういう日に限って,携帯履歴に電話やメールが複数件入っている。
いつもは電話なんかよこさないメンバーばかりじゃん。
なんで,今日に限ってリンリンしやがるんだよ!(笑)

とか,いいながら,せっせっと折り返しの電話中・・・・・。
普段はまずないことがこういう日に重なるから面白いな,と。

まあ,そう言いながらもブログは書いています。
先週のN響アワー枠で放送されていた,ショルティ指揮のウィーンフィル来日公演(1994年)を見ながら!
ここでも,演奏曲目はベートーヴェンの交響曲第7番か!!

私事だが,小学校の音楽の授業で「ウィリアム・テル」を聴いて一発で感動した。
鉛筆を指揮棒代わりに振り回している私を見て,親父が買ってくれたCDがショルティのロッシーニ序曲集だった。
あれが親に買ってもらった初めてのCDだった。クラシックになんか興味のなかった親父があのときどうして,しかもショルティのそれを買い与えてくれたのか子供心にも不思議な気がしたなぁ。
今となってはいい思い出だが。

先日のN響でのウォルフガング・サヴァリッシュ指揮の7番は最高だった。
話は飛ぶが,指揮者佐渡裕氏の日本デビュー公演の演目も7番だった。
いきなり佐渡氏が出てきたが,また佐渡氏については後ほど・・・・。
ちなみに,↑のウォルフガング・サヴァリッシュは同じ映像をすでにに100回以上(!!)見ている。
よっぽど気に入ったらしい,自分のことながら(笑)
やっぱHDD録画はいいですね,あはははは(^^)


さ,寝よ

衝撃!「ディープスロート」30年ぶり正体判明!!

2005年06月01日 19時17分34秒 | 私事ネタ
 このニュースに,一瞬パソコンを叩く手が止まった。

まさか「ディープスロート」がFBI副長官だったとは!
ディープスロートとは,1972年アメリカで時のニクソン大統領失脚の引き金となった“ウォーターゲート事件”での重要な情報屋のことである。
情報源故に,名前は一切明かされることなく,「ディープスロート」と呼ばれていたのだ。

映画「大統領の陰謀」は,正にこの事件の映像化であったが,もちろん「ディープスロート」も登場している。劇中はハル・ホルブルックが演じていた。いつも,暗い駐車場で人目をはばかりながら落ち合う役柄なので印象が薄いのが残念だったが。

現在,御歳91歳の当時の連邦捜査局(FBI)副長官のマーク・フェルト氏が正体を明かして,我々の知る所となったわけだ。
今更ながらという気もするが,今更だからこそ明かしたとも言えるし。まあ,どちらでもいいか!

でも,現職の副長官としては大胆な行動だ。
そして,そいうコネクションをもっていたボブ・ウッドワード記者(ポスト紙で当時事件を追及した。現編集主幹)も,相当な記者だなと改めて思ったのでありました。

いやあ,それにしても・・・。
「大統領の陰謀」は私の洋画ベスト5に入るほど好きな1本だったので,ホントに驚いた。
写真,とても嬉しそうですね(笑)


さらに詳しくはコチラにどうぞ。元FBI副長官が情報源 ウォーターゲート報道 (産経新聞) - goo ニュース