つくばの“ド素人”音楽同好会

クラシック音楽から,邦楽,洋楽とジャンルにとらわれず幅広く語り明かす,音楽の素人さんのための憩いの場です。

ブラームス 交響曲第4番を聴いてみよう!

2005年06月13日 21時37分59秒 | マエストロ
 私も素人ながら,今までベートーヴェン,モーツァルトを聴いてきた。
そろそろクラシックに本格的にハマって1年。
新しい展開が欲しいと思う頃だ。
つまり,新しい作曲家に触手を伸ばそうかなと・・・。 


OGT氏に相談した所,「ブラームスがええんちゃう?!」と言うので,すっかりその気になってしまった。
手始めに,アーノンクール指揮の全集。
続いてヤープ・ヴァン・ズヴェーデンの全集も買ってみた。

アーノンクールはクラシックのCDを買い始めたからずっとお世話になっている。
なにせ,WARNER・CLASSICS・BEST100は廉価で手にはいるので初心者にはホント有難い。アーノンクールもここで沢山聴くことができたのだ。

さて,全集を買ったものの困ったことに気が付いた。
受験生の分厚い参考書のように,買ったとたんに勉強したようになった気になって本棚へ直行。
同じようなことが,哀れなことにこのアーノンクールの全集にも起こってしまった。


ズヴェーデンの全集に至っては,なまじ東フィルの「運命」で生のズヴェーデンを聴いてるだけに,「あんな解釈で,ブラームスを聴いたら悪いクセがついちまうぜ!」と,どこの評論家だ,お前は!とツッコミを入れたくなる理由で,これまたお蔵入り(笑)


このままだと袋小路,と思っていた矢先。このCDに出会うわけです。ブラームス:交響曲第4番(岩城宏之指揮・オーケストラアンサンブル金沢)。
ついに,岩城先生の登場だ!!

ある夜,静かにこのCDに耳を傾けて聴いてみた。
岩城先生の指揮で聴くブラームスを私は好きになった。
やはり,余計なことは考えず音に向き合うと,感じるものがある。
いいよー。4番いいよー♪

私がこれからブラームスの演奏を聴く度に,その基準は岩城先生とOEK(オーケストラアンサンブル金沢)のこの演奏になるだろう。
もちろん,私はそれをたいへん誇りに思っている。