つくばの“ド素人”音楽同好会

クラシック音楽から,邦楽,洋楽とジャンルにとらわれず幅広く語り明かす,音楽の素人さんのための憩いの場です。

指揮者名鑑【岩城宏之と私】感動!!岩城宏之先生のローマ三部作

2005年06月28日 22時13分11秒 | マエストロ
私がこよなく愛する東京フィルハーモニー交響楽団と,あの岩城宏之先生のコラボが先週の日曜日にありました!
場所は,東京フィルのフランチャイズ,Bunkamuraオーチャードホール。

詳細は以下
■ 2005年6月26日[日] 15:00 Bunkamura オーチャードホール
 指揮:岩城宏之
《オール・レスピーギ・プログラム》
■交響詩「ローマの噴水」・「ローマの祭り」・「ローマの松」

■リュートのための古風な舞曲とアリア第3組曲

今回の公演は幸運にも,ゲネプロから参加させていただく事ができました。
10時にはいそいそとオーチャードホール入り。
普段はまず見られない舞台裏を紹介していただいた後にゲネプロ見学へ。
東京フィルの職員の皆さんはどなたも親切で丁寧に案内していただきとてもうれしかったです。
ちなみにオーチャードホールの高さは22mです。へぇ~×10。
この場を借りて東フィルの皆様ありがとうございました。会計の方もありがとうございました(笑)

さて,今回のオール・レスピーギ・プログラムは岩城先生が前々から温めていた計画で,昨年末のベートーヴェン交響曲全曲連続演奏と併せて熱望されていたそうです。

ゲネプロは1階中央の席を陣取り,ほどなく岩城先生が登場。
昨年末に初めてコンサートでお見受けして半年。どれだけ岩城先生のCDを聴いて,本を読んだことか!
その本人がそこにいいる,それだけで私は感動しきりで興奮してました。
CDで予習して臨みましたけど,実際のオケの音ったらでかいでかい!
2階の観客席前にも演奏者が並び,バカスカ音を鳴らす「ローマの松」は圧巻で,ゲネプロとは思えない力の入った演奏でした。


しかし,特筆したいのは「リュートのための古風な舞曲とアリア第3組曲」のゲネでした。
あの音といったら・・・・。
胸にググッ,ググッと迫ってきました。
なんとも哀愁が漂う音色に,誰もいない客席,ホールを照らす少し落とし目の暖色のライトを背中に浴びる岩城先生。
その光景が私の視界の中で渾然一体となり,岩城先生の背中はいつもよりもひとまわりもふたまわりも大きくそして優美に映りました。
この瞬間私は本当に心を失い,記憶が飛ぶような,別な空間にいるような心持ちがしました。
私はこれから先,あの岩城先生の背中を一生忘れないです。

と,これだけ書いたら本番について書くことがなくなった(笑)
スペシャル・アーティスティック・アドヴァイザーのOGT氏と本番前に食事に抜け出し,食べ放題でしゃぶしゃぶ食べたら,お腹が痛くなりました・・・・。うーん。もっとマシなことを書けないものかねえ(自爆)
今回,OGT氏と再会できとても嬉しかった。最高の経験をさせていただいた。感謝の言葉もない。ありがと!


それにしても,正しくこの公演のために今月を岩城先生強化月間と銘打ったのです。
ゲネプロ参加は想定外でしたが,良かった。実に素晴らしかった。
自分の事ながら面白かったのは,感動したのが3部作よりも「リュートのための古風な舞曲とアリア第3組曲」だったということですね。でもこれもコンサートに足を運んだからこそ。
みなさんも。ぜひ東京フィルの,いや,お近くでコンサートがあったときには是非行ってみてください!

夏風邪注意報!です。

2005年06月28日 01時42分57秒 | 私事ネタ
みなさん,こんばんは。
風邪ひきました。ゴホゴホ・・・・。

夏風邪と言えるような言えないような中途半端な時期に風邪をひくこととなりまして,先週は布団の中で引っくり返ってました(苦笑)

先週及び本日,当ブログを訪れて下さった皆さん,いつもありがとうございますm(_ _)m

というわけで,新しい週になり,そろそろ更新も再開しますのでお暇な際はまたお立ち寄り下さい!

それから,皆様もどうぞ風邪にはくれぐれもお気を付け下さいネ