つくばの“ド素人”音楽同好会

クラシック音楽から,邦楽,洋楽とジャンルにとらわれず幅広く語り明かす,音楽の素人さんのための憩いの場です。

棒ふり旅がらす~(4)中央墓地に行く!

2005年11月29日 22時54分57秒 | ウィーン’05
ウィーンの写真をデジカメで見ていたら大変なことに気が付いた。
フォルクスオーパーの前に中央墓地に行っていた!
さぁ大変。早速そのことについて・・・。

中央墓地とは,とんでもない墓地なのだ。
簡単に言うと「大作曲家たちが寄り添って眠る墓地」なのだ。
驚くなかれ,ベートーヴェン。モーツァルト。ブラームス。シューベルト。ヨハン・シュトラウス親子。スッペ。などなど。

ウィーン中心街からトラムの71番に乗って,乗り過ごしながらも到着。
それにしても風がものすごい・・・・。
鼻をずるずるしながら中央墓地周辺を散歩(迷うとも言う)した。
寒い寒い。


さて,とにかくこの墓地は広大なわけだが(240ha),入り口にほど近い32Aという区画。
ありましたよ。ベートーヴェンのお墓が。
私としてはそれぞれの墓に深い感銘を受けました。
あのベートーヴェンのモーツァルトのブラームスの・・・・。
そう考えるだけで胸が一杯。

ちなみに写真中央がモーツァルト。
右にシューベルト。
左にベートーヴェンです。

ブラームスのお墓の前では共に献花を。

つい,交響曲2番を口ずさむ私でした(^^)v

棒ふり旅がらす~(3)さぁ!フォルクス・オーパーへ

2005年11月29日 00時55分41秒 | ウィーン’05
すでにウィーンの街は寒くって,いまにも雪が降りそうです。
「椿姫」のチケットを手に入れたその日。今夜の最大のイベントはフォルクスオーバーでの「カルメン」鑑賞です。

フォルクスオーパーとは,1898年に開場したオペラはもとより主にオペレッタを上演し続けてきた劇場です。
ウィーンからは地下鉄U6で20分くらい。

建物からは時代の重みが。
中にはいると,意外と狭い。
ノバホールよりも狭そう。でも階層があるので人は入っている。

こちらにきて知ったのだが,クロークでチップがいる。
1ユーロ(だいたい150円)にも満たない額だが,小銭を用意するのに気を割かないといけない。
そっかー。サントリーホールには感謝しないと(笑)
プログラムも劇場内のスタッフから買う。だいたい2ユーロくらい。
ついに小銭を切らしてしまい,迷惑だよなあとは思いつつお札で購入・・・・。

さて,カルメン。かなり良い席で見ることに。
い,いかん。旅の疲れで睡魔が・・・・。(←またかよ!)

聴き慣れた例の音楽が鳴ると元気になって,それが終わるとまた睡魔が・・・・。
OGT君いわく「あの演出は斬新だねえ!」
私「ふぁ?!」
と終演後の会話はほとんど噛み合わなかった。

でもいいの。フォルクスオーパーに私がいたという事実は変わりないのだから!
あの少し薄汚れた壁と,休憩時の雑多な雰囲気は忘れられません。