いつになっても2日目が終わらない。
中央墓地を後にして,我々は再びウィーンの街へ戻った。
「何となくオメェの音楽教育は貧しそうだから,いいところに連れてってやるよ!」
と,OGT君は寒風の街中を歩いていく。歩くこと数分。脇道に入る。
「イヨーッ!これがムジークフェラインだぜ!」
黄金に輝く,それでいて歴史を感じずにはおれない建物がある。
な,なんと私の目の前にはムジークフェラインが!
「ぎゃぁおー!」私は歓喜の声をあげました。
ムジークフェライン。
つまり,楽友協会ではないですか!!
年の初めのウィーンフィル演奏のニューイヤーコンサートは,正にこのムジークフェライン(楽友協会)
から生放送されているのだ。会場の中は黄金色だ。
今まで本やDVDで何度となく見ていた,“楽友協会”にしばし呆然・・・。
あのクライバーも,アーノンクールも,レニーも,カラヤンだってここに立っていたんだと。
書いてるだけで目頭が熱くなってきました(^^
これから行われる予定演目のポスターまでもが壁面で金色に輝いている。
「あぁ。金色のポスターだ・・・。ぶらぼー」とかいいつつ,更に眺めると・・。
ウィーンフィル・小澤先生キター━━━━(゜∀゜)━━━━ !!!!
しかも,その上には大野和士さんのウィーン放送響まで。
ウィーン放送響はチケット手配済みです。明日見ます。
でも,私は急に不満になりました。
「やい。音楽教育が貧しいっていうなら,ウィーンフィルでも見せてみやがれ!」
と,友をけしかけ,協会内のオフィスにはいってみた。
小澤征爾指揮,ウィーンフィル。
楽友協会を目の前にして,見ない手はないではないか!!!!!
OGT君の拙い英語で聞くところによると,向こう側のブロックの事務所に行ってみろということらしい。
そこまでしてくれれば次は私の出番だ。
事務所に直行すると,私はおもむろにカウンターの若い男に向かって,流暢な英語で切り出した。
「あ,あい うぉんと。ちけっと。とぅばい。せいじおざわ。いえす。ういーんふぃる。ゆー。のう。」
とにかく,小澤先生のチケットが2枚欲しいのだ。
若い男は,あまりに堪能な私の英語力に哀れみの表情を浮かべると,キーボードをたたきゴニョゴニョ言っている。
どうやら,明日のゲネラルプローゼの立ち見で良ければチケットがあるぜ,と言っているようだ。
「り,りぁりぃ?! おー。わんだふる。びゅーてぃふる。ゆきがふる! とぅばい ぷりーず」
この男の気が変わらないうちに買わなければ。私の目は血走っていたに違いない。
値段を聞いて驚いた。10ユーロだとのたまうのだ。
10ユーロ?
まさか!そんなに安いわけはないじゃないか!
私は100ユーロの間違いではないかと思ったが,どうやらそうでもないらしい。
しかも,それが2枚での料金と分かったときは,身体が固まった。
さすがウィーン。音楽の都。
5ユーロで小澤が魅せるウィーンフィル。
ついにチケットを手に入れた。あー楽しみ。あー幸せ。
明日は楽友協会でウィーンフィルとウィーン放送響です!
※ついつい書きすぎてカラヤンの話まで辿り着きませんでした。
また明日・・・(笑)
中央墓地を後にして,我々は再びウィーンの街へ戻った。
「何となくオメェの音楽教育は貧しそうだから,いいところに連れてってやるよ!」
と,OGT君は寒風の街中を歩いていく。歩くこと数分。脇道に入る。
「イヨーッ!これがムジークフェラインだぜ!」
黄金に輝く,それでいて歴史を感じずにはおれない建物がある。
な,なんと私の目の前にはムジークフェラインが!
「ぎゃぁおー!」私は歓喜の声をあげました。
ムジークフェライン。
つまり,楽友協会ではないですか!!
年の初めのウィーンフィル演奏のニューイヤーコンサートは,正にこのムジークフェライン(楽友協会)
から生放送されているのだ。会場の中は黄金色だ。
今まで本やDVDで何度となく見ていた,“楽友協会”にしばし呆然・・・。
あのクライバーも,アーノンクールも,レニーも,カラヤンだってここに立っていたんだと。
書いてるだけで目頭が熱くなってきました(^^
これから行われる予定演目のポスターまでもが壁面で金色に輝いている。
「あぁ。金色のポスターだ・・・。ぶらぼー」とかいいつつ,更に眺めると・・。
ウィーンフィル・小澤先生キター━━━━(゜∀゜)━━━━ !!!!
しかも,その上には大野和士さんのウィーン放送響まで。
ウィーン放送響はチケット手配済みです。明日見ます。
でも,私は急に不満になりました。
「やい。音楽教育が貧しいっていうなら,ウィーンフィルでも見せてみやがれ!」
と,友をけしかけ,協会内のオフィスにはいってみた。
小澤征爾指揮,ウィーンフィル。
楽友協会を目の前にして,見ない手はないではないか!!!!!
OGT君の拙い英語で聞くところによると,向こう側のブロックの事務所に行ってみろということらしい。
そこまでしてくれれば次は私の出番だ。
事務所に直行すると,私はおもむろにカウンターの若い男に向かって,流暢な英語で切り出した。
「あ,あい うぉんと。ちけっと。とぅばい。せいじおざわ。いえす。ういーんふぃる。ゆー。のう。」
とにかく,小澤先生のチケットが2枚欲しいのだ。
若い男は,あまりに堪能な私の英語力に哀れみの表情を浮かべると,キーボードをたたきゴニョゴニョ言っている。
どうやら,明日のゲネラルプローゼの立ち見で良ければチケットがあるぜ,と言っているようだ。
「り,りぁりぃ?! おー。わんだふる。びゅーてぃふる。ゆきがふる! とぅばい ぷりーず」
この男の気が変わらないうちに買わなければ。私の目は血走っていたに違いない。
値段を聞いて驚いた。10ユーロだとのたまうのだ。
10ユーロ?
まさか!そんなに安いわけはないじゃないか!
私は100ユーロの間違いではないかと思ったが,どうやらそうでもないらしい。
しかも,それが2枚での料金と分かったときは,身体が固まった。
さすがウィーン。音楽の都。
5ユーロで小澤が魅せるウィーンフィル。
ついにチケットを手に入れた。あー楽しみ。あー幸せ。
明日は楽友協会でウィーンフィルとウィーン放送響です!
※ついつい書きすぎてカラヤンの話まで辿り着きませんでした。
また明日・・・(笑)