つくばの“ド素人”音楽同好会

クラシック音楽から,邦楽,洋楽とジャンルにとらわれず幅広く語り明かす,音楽の素人さんのための憩いの場です。

ブルックナー8番って!

2005年11月12日 19時50分13秒 | マエストロ
眠いんですね(-_ゞゴシゴシ

では,いくらなんでも語弊がありますね。

今日は東京に出ていました。
用事も済んで,「せっかく東京に来たし,サントリーホールでも行ってみようかな」って軽いノリで足を運びました。溜池山王に。

そしたら,なんかやってる!
しかも当日券売ってるし!
気が付けば当日券買ってるし!
うーん。外は寒い!

で,演目はこれでした。
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【東京交響楽団第530回定期演奏会 】

曲目 ブルックナー:交響曲第8番 ハ短調(ノヴァーク版)
指揮 ユベール・スダーン
開演 18:00
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今回も初物づくし。
まず東京交響楽団が初。
指揮者好きの私としては,もちろんユベール・スダーン氏を拝見するのも初。
ブルックナーを生で聴くのも初。
8番聴くのも初。
おいおい,大丈夫か?自分。

80分超えの大作。ご期待通りに,第1~2楽章は熟睡。
でも3楽章は良かった。美しい。
4楽章も寝なかった!
第4楽章で,オーボエだかクラリネットだかファゴットの方が裏口に駆け込んで,またいそいそと戻ってきていた。どうしたんだろ?
カーテンコールでは,スターン氏が階段でずっこけていた。
みんな初体験(笑)

私の前にいたお客様は,第1~2楽章は起きていた。
でも,3~4楽章では確実に寝ていた。
私と睡眠の周期が逆だったみたい。やはりいろいろだなぁ。

人生色々。
会社も色々。
お客様も色々。

お後がよろしいようで(?!)


※ユベール・スダーン※
 1946年オランダ・マーストリヒト生まれ。オランダの音楽院で指揮法を学び、これまでに、ヴィレム・ヴァン・オッテルロー、ジャン・フルネ、フランコ・フェラーラの各氏に師事。

 1971年ブザンソン国際指揮者コンクール優勝、1973年カラヤン国際指揮者コンクール第2位、1975年グィード・カンテルリ国際コンクール優勝に輝いている。これまでに、ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団、バンベルク交響楽団、ロンドン・フィルハーモニー、ウィーン交響楽団、オスロ・フィルハーモニー、ストックホルム・フィルハーモニー、ゲバントハウス管弦楽団、パレルモ交響楽団、ヒューストン交響楽団、ダラス交響楽団、モントリオール交響楽団、ニューヨーク・フィルハーモニック他に客演、またプラハの春、ブルックナーフェスティヴァル、ザルツブルク音楽祭など数々の音楽祭にも出演している。

 1981年~83年フランス国立放送管弦楽団の首席指揮者、1983年~86年オランダ・ユトレヒト交響楽団の首席指揮者。1985年パルマのテアトロ・レジオでのオペラの成功をきっかけに、イタリア各地で数々のオペラを指揮。ヴェネツィア、ボローニャ、トリエステの歌劇場、スポレート音楽祭、ラヴェンナ音楽祭などに招かた。1988年アルトゥール・トスカニーニ交響楽団の首席指揮者、1985年~88年メルボルン交響楽団首席客演指揮者。

日本へは、1975年初来日。都響(1980年)、新日本フィル(1975年~2回)、札響、日本フィル(1992年、93年)、広響(1997年、99年、2002年、03年)、群響(2002年)、大阪センチュリー響(2003年)等と共演。
 1994年よりフランス国立ペイ・ドゥ・ラ・ロアール管弦楽団の音楽監督および、ザルツブルク・モーツァルテウム管弦楽団の音楽監督。東京交響楽団とは1997年より定期的に公演を重ね、1999年に同団の首席客演指揮者に就任し、2004年9月に東京交響楽団音楽監督に就任、同時にモーツァルテウム管弦楽団では首席客演指揮者として2007年まで契約となる。

小澤先生のNHK音楽祭に行きました!!

2005年10月28日 23時41分29秒 | マエストロ
NHK音楽祭に行きました。
場所はNHKホール。

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2005年10月26日(水) 27日(木) 18:00開場 19:00開演
[指揮]    小澤征爾
[ピアノ]   マーカス・ロバーツ
[ベース] ローランド・ゲリン
[ドラム]   ジェイソン・マルサリス
[曲目] ベートーベン :交響曲第5番ハ短調「運命」

-休憩 ・Intermission-

ガーシュウィン :ピアノ協奏曲へ調

千住 明 :日本交響詩
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小澤の運命をついに生で聴きました。
いきなり冒頭の『ダダダダーン』とやってから,おもむろにマイクを取った小澤先生。
「と,いうわけでこれが運命の冒頭なのですが・・・・」(笑)
いきなり笑いを取ってました。

今回は「こどものためのプログラム」ということで,マエストロ自ら曲の解説をしてくれました。
いやあ。楽しかったぁ!

理由その1
小澤先生に会えたこと。席もかなり近いし。
理由その2
マーカス・ロバーツ・トリオに会えたこと。
ドラムのジェイソン・マルサリスと握手したこと。
理由その3
休憩時間に堀伝さんとすれ違ったこと。
理由その4
トイレで前につかえていた体の大きな男が葉加瀬太郎だったこと。
理由その5
千住明が走っていたこと。

これだけでもお腹一杯なのに,まだまだあります(笑)
最後の日本交響詩では唱歌「さくらさくら」の会場あげての大合唱。
私ももちろん歌いました。指揮は小澤先生。ということは・・・・・。

小澤先生の指揮で俺は歌っているんだぜ!!(爆)

ついに私も小澤先生の指揮でコーラスデビューすることができました(倒錯)
ありがとうございましたm(_ _)m

*下の書き込みへのレスありがとうございます!
後ほどまとめて返信します!!


岩城先生!復帰おめでとうございます\(^^)/

2005年10月02日 23時18分23秒 | マエストロ
本日,於東京文化会館。
岩城宏之先生が元気に指揮台へ復帰されました!
復帰第一弾!
私も会場まで足を運びました。

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2005年10月2日(日)15:00開演 14:15開場 東京文化会館大ホール
指揮:岩城宏之
テノール:伊達英二
バス・バリトン:久保和範
合唱:晋友会合唱団(合唱指揮:清水敬一)
児童合唱:TOKYO FM少年合唱団(合唱指導:太刀川悦代、米屋恵子)
管弦楽:東京都交響楽団

オール・ショスタコーヴィチ・プログラム
・「祝典序曲」
・音楽喜劇「モスクワ=チェリョームシキ」より 管弦楽組曲
  (A.コーナル編)
・オラトリオ「森の歌」
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岩城先生が現れるまでは正直,不安でした。
ゆっくりと指揮台に向かう岩城先生を見たときは感無量。
1曲目の 「祝典序曲」。
CDで聴いていたよりもはるかに迫力があって良かった。
岩城先生の指揮も昨年の大晦日を彷彿とさせるではないですか!
ワタクシ,涙目になりました。うれしかったぁ。

それに意外と(失礼)東京都交響楽団に圧倒されました。
聴いていて「上手だなあ」と思いました。
特にソロ・コンサートマスターの矢部達哉さん。くぁ~。終演後サイン欲しかったぁ(笑)
矢部さんはSKOのメンバーでもあるということで。さすがですね。
TOKYO FM少年合唱団もしっかり教育されていて見事でした。声も立ち振る舞いも。


「森の歌」の最終楽章では客席にトランペットが出てきてプップカ,プップカと吹き始めました。
6月の岩城・東フィルのレスピーギ三部作のときにもこういう態勢だったんだけど,呼び方忘れちゃった。
これが微妙に音がずれていて味がありました。

なにより岩城先生の著書に「森のうた」があるように,先生にとって若き芸大時代の思い出の曲がこれ。
岩城宏之と山本直純の学生時代の青春像は笑いあり,涙あり。
今回,当ブログのスペシャル・アーティスティック・アドヴァイザーと2人で観る事ができてとても幸運だった。
正に我々は岩城さんと山本さんの関係みたいなもので(笑)
どちらがどちらというわけではないですけど(爆)
とはいえ,私の方が岩城先生っぽいかなとか思ってみたり(核自爆)

とにかく今日は岩城先生の復帰おめでとうございます。
やったぜイワキ!
また行きますぜ!!!

オットー・クレンペラーの第九!

2005年09月24日 17時16分44秒 | マエストロ
暇なもんだから,DVDを見ている。

今日はオットー・クレンペラーの第九。
ただいま,期間限定の発売で2500円で買ってきた。

詳細は以下。発売元は東芝EMI。
「クラシック・アーカイヴDVDシリーズ。1964年10月27日ロイヤル・アルバート・ホールにて収録されたオットー・クレンペラー指揮のコンサートを映像商品化。 」

まずは聴いてみて「遅い!」と一言。
このテンポたるや。
でもなんだかんだ言っても最後まで見ました。
1964年とはまた古い。

これで第九のDVDは小澤先生とカラヤンとオットー・クレンペラーを見た。
一番良いの?!
やっぱ小澤先生のですね。
ボーナス映像でアンセルメ指揮のベト7もある・・・。
おお!これいいかも。

さて,今年の第九はどこのを見よう?!

あぁ!マエストロ。チョン・ミョンフン!!

2005年09月24日 00時19分05秒 | マエストロ
チョン・ミョンフンさんといえば,東京フィルハーモニー交響楽団のスペシャル・アーティスティック・アドヴァイザーである。

就任時に,チョンさんが「音の根っこを深く探りなさい」と贈ったスコップは東京フィルに飾られているという。

私のブログにたびたび訪れてくれるOGT君も,私に対する音楽の良きアドバイザーとして敬意を表してスペシャル・アーティスティック・アドヴァイザーと呼んでいる。
週末はコンサートらしいから頑張ってもらいたい。

さて,そんなチョンさんが子供向けに近年行っているイベントに「こども音・楽・館」なるものがある。
小さいお子さん達にもクラシックに触れてもらおうという,とても意義のあるイベントを企画しているのだ。
その2004年版のDVDが発売されているので買ってきた。
ちなみに,つくばにお住まいのあなたなら,石丸でも売ってましたから。

チョン・ミョンフン こども音楽館2004 「音楽の巨人たち」 ~ベートーヴェンからブラームス、ワーグナーそしてマーラーへ~

子供向けだけあって,私にピッタリ!(笑)
音楽家たちのつながりと歴史がようやくこれで分かってきた。

それにしても,チョンさんのカルメンの前奏曲は何度聴いてもイイ!
TVの前で,チョンさんのタクトさばきを今夜も真似ては一人悦にいっておます。


☆追伸☆
山岳部員第4号様
最近,あんまりお見えにならないようだけど(笑),先日は仕事で大変お世話になりありがとうございました!
持ち帰って確認しましたところ,よくできていて感動しました。
素晴らしい仕事をおやりになっているのですね(爆)
また何かの時はよろしくです。最近は飲み会を仕切れずにすいません(^^;

来年のバレンタインデーの予定なんて分かります?!

2005年09月15日 22時00分34秒 | マエストロ
↑と聞かれて,即座に当日のスケジュールがすらすら出てくる人なんていませんよね?!いるなら,ぜひレス下さい(笑)

というのも,チケぴで大阪フィルの検索をかけてたら,東京公演を発見!
もちろん,指揮者は大植英次さん!!
でも,日程が・・・。
そうなんです。来年のバレンタインデーの日。

明日のことも不確定なのに,ほぼ半年先の事なんて。ねぇ・・・(^^;
その頃どんな仕事が入るかも知れないし。
買おうかな,買わないかな。
迷っているウチに売り切れても困るし。

よし,電車男でも見ながら考えよ!m(_ _)m
はぁ・・・。伊藤美咲さんかわいい(笑)
長澤まさみさんは,今の方が断然かわいい(謎笑)

今日は何の日?!

2005年09月12日 17時31分12秒 | マエストロ
最近気になるのは,めざましどようびお天気キャスター小林麻央さん。
お顔は御覧のとおりですし,お姉ちゃんはTBSアナの小林麻耶さん。
一度でイイから兄弟になりたい美人アナウンサー姉妹のだ(笑)
ちなみに,私はお天気なら伊藤里絵さん派だ。
小林姉妹ならもちろん麻央派だ!

ただ,お天気予報中継で「今日の天気はど~よ?!」という麻央さんのイントネーションがそのお奇麗なお顔となんともミスマッチに思えて気になって仕方がない今日この頃。

それはさておき今日は何の日でしょう?
ヒント。
分かったら手を挙げて答えて下さい。

古希のマエストロ。
南フランス。
1959年。
日本人初。

正解です!
小澤征爾先生が1959年フランスのブザンソンで行なわれたオーケストラ指揮者国際コンクールで,第1位を獲得した日なのです。

昼飯を食べながら日刊スポーツを読んでいたら出ていたので,たぶん間違いなし。

あれから46年。現在も活躍される小澤先生にはただただ感嘆のひとことです。

エロスです。エロスです。エロスです・・・。

2005年09月06日 23時22分44秒 | マエストロ
小泉首相が不在者投票…「投票率は高い方がいい」 (読売新聞) - goo ニュースということで,私も不在者投票をやってきた。

ついでに,各党のスローガンをまじまじと眺めてみた。
民主党が「日本をあきらめない」。
なるほど・・・。

新党日本が「信じられる日本へ」。
なんだか,民主党と似ている。これだけを聞いていると,相当日本は駄目な国に思えてくる。

社民党が「国民を見ずして、改革なし」。
そもそも社民党自体がなくならないことを切に願う。

共産党が「確かな野党が必要です」。
選挙前から敗北宣言という,珍妙なスローガン。
永遠野党は,スローガンまで卑屈になります。

スローガンとは難しいもので,その一行でいくつもの情報やシチュエーションをイメージさせ,なおかつ多くの人の心に訴えかけなければいけない。いやぁ。難しいです。ホント。

さて,話は180度変わるが,CDの帯に書かれる数行のうたい文句。
そこも一行のメッセージの宝庫だ。
我が盟友であるOGT君は,名文句のある帯のCDは名盤である,と私に教えてくれた。

それからというもの,帯の文句には異様に敏感になった。
しかし,時に私の理解を超えて思い悩む文言に出会う時もある。

その代表が『小澤のエロス』という文句である(笑)
これがなかなかピンと来ない。
小澤先生のCDを色々と聴き始めているものの,思い当たる節がないし,想像がつかないのだ。
これは,まだ私がクラシックの世界に触れて間もないからだと自分に言い聞かせているが,もしかすると一生分からないかもしれないとたまに不安になったりもする(苦笑)

うーむ。今夜もしばし考える。

小澤のエロスです・・・
エロスです・・・・・・・
エロスです・・・・・・・・・。


関西の大植英次ファンの方に速報!

2005年09月04日 22時54分41秒 | マエストロ
あの,東洋人初のバイロイト国際音楽祭指揮者,大植英次さんのテレビがこれから放送されますよ!

大阪フィルのホームページを見ていたら出てました。以下。

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番組タイトル:「魂のタクト~大植英次・バイロイトに立つ」
放送日:9月4日(日)24時30分~25時30分(近畿圏ローカル 毎日放送MBS 4ch.)
内容:初の東洋人指揮者としてのバイロイト音楽祭出演を成し遂げた大植英次。
その歴史的快挙に至るまでの8ヶ月に完全密着。放送後、大反響を巻き起こした「情熱大陸」に、
未収録シーンをふんだんに盛り込んだ完全版。
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残念ながら茨城では放送されません。
関西の人が羨ましい~。
未収録シーン,見たかったぁ(TーT)

一大事!!

2005年08月24日 00時49分46秒 | マエストロ
とうとう本日つくばエクスプレスが開通です。
始発を前に,すでにつくば駅には徹夜の列が・・・。
台風到来の雨の中,身体を壊さないで素敵な旅になることを心より願っています>お~る

さて,TXに気を取られていたら,とんでもないニュースが飛び込んできた。
OGT氏からの緊急の報であった。
岩城宏之先生についての一報。ソースはオーケストラアンサンブル金沢のHP。以下。


オーケストラ・アンサンブル金沢音楽監督である指揮者の岩城宏之氏は、8月
に受けた身体検査の結果、右の肺の部分に腫瘍が見つかり、急遽8月17日に手
術を受けました。医師の診断によりますと、術後1ヶ月余の安静が必要だとされ
ております。
 これを受けまして、オーケストラ・アンサンブル金沢および(財)石川県音楽文
化振興事業団では、残念ながら9月のすべての公演を指揮する予定だった岩城宏
之氏に代役をたて、公演をおこなうこととなりました。
 なお、本人は10月からの復帰を希望しており、10月8日、石川県立音楽堂
で行います、オーケストラ・アンサンブル金沢第188回定期公演には予定通り
出演するよう整えております。
 ご来場されますお客様、各公演関係者へ多大なご心配とご迷惑をおかけするこ
とをお詫び申し上げますとともに、急遽、代役を引き受けて下さった、指揮者の
方々に厚く御礼を申し上げます。
 なお、9月4、5日に初演予定の間宮芳生氏の新曲委嘱作品は、11月24日
の定期公演での初演と延期いたします。また、各公演の曲目は9月4、5日を除
き、変更せずに公演を行います。


岩城先生の1日もはやい復帰を・・・。いや,ゆっくりでもいいので,お元気になったら是非ステージに戻ってきてください。
つくばの片田舎から,ささやかながら祈っています・・・・。
岩城先生,頑張ってください!!!!!