12月が近づいて市立病院のロビーはもう、クリスマス。
今日はクリスマスコンサートに向けての練習初日。
病院ボランティアで結成された合唱団が、震災後に
私が作った曲「あの日の空」を歌って下さると言うので、
思いを伝える為に、張り切って参上!
声楽家の先生の指導で、あっという間に素敵な歌声が
聞こえてくる辺りから、自分の歌に対する思いが徐々に
伝わって行く感動で胸がいっぱいになります。
作ってから少し時間が経ったので、作った頃の不安感、
喪失感がよみがえり、今も拭えない恐怖との共存の中、
子供達の元気な笑顔がオーバーラップします。
どうぞこれ以上の災害が訪れませんように・・
合唱団の練習は始まったばかり。素敵な歌声を
お楽しみに・・クリスマスコンサートは12月27日です。
今日は伴奏依頼があったテルミンとのリハーサル。
なぜか以前から聞く機会があったこの不思議な楽器。
市立病院での演奏つながりで、最近はもっと詳しく・・
でも、初めて伴奏して見てびっくりしました。
ただ、聞いていたのとは大違い。
「ヒュ~ン~ヒュ~ン」という音程が定まらない何とも
言い難いサウンド・・
今までは演奏する方達の真面目な顔が可笑しかったり、
曲の始めのグイ~ンという気持ちが悪い音に耳を
塞ぎたくなったりで、面白い楽器、変なサウンドの印象が
強かったのですが、真横でこの不思議な電子音を
聞き、一緒に演奏をしていると、映画で見たテルミン
博士の異才を放つ目の輝きやら、耳で聞くのではなく
肌で感じる音、内蔵に響く音~そんな異常な感覚が
次々に出てくる気がしました。
やはり、ニヤニヤ笑って演奏は出来ません。
真面目な顔で、真剣に向き合わなければなりません。
これを機会に私のまわりの皆にも、あの摩訶不思議な
楽器を覚えてもらいましょうか?
・・とここまで書きましたが、「テルミン」を知らない人も
多いことでしょう。空中で手を動かして・・周波数を
変えながら音の高さを調節して・・
う~ん 説明しにくい。
やっぱり実際の演奏を聞いてもらう事にしましょう。
毎日、通るイチョウ並木もまっ黄色に変身して明るい~
コンサートが無い久しぶりの休日。12月のコンサートの
宣伝もかねて、スケッチ展をやっている画廊「昴」へ。
展示の最終日なので、優しい絵と共に沢山の人々。
画家の方達のパーティーやらコンサートやら、今まで
何回もイベントに関わらせて頂いているので、私には
知った顔ばかり。
「こんにちわ!お久しぶりです!」??
案内の葉書を下さったO画伯もいらして、
「先生!お元気ですか?」 ??
オーナーのKさんにも「ちっとも顔見せないですみません」
??
「あれ?おかしいなぁ~」忘れちゃったかな?私の事。
そこからが大笑い!! 「な~んだ!誰かと思ったら・・」
実は髪型がメチャメチャ違っていたのです。
画廊に行く前に行った美容室。
コンサートの時、変身させて頂いたので、行ったばかりの
テーマパークのお土産を持って、ちょっと訪問したのですが・・
気がつくと、優しいKさんの魔法にかかってモリヘアー。
部屋にあった観葉植物の葉も頭に付いて大変身!
画廊のみんな、口々に「似合う、似合う・・」
髪型が違うだけで、気づかれないなんて!
今週の中学生の生徒達、最大の話題は期末テスト。
先週のレッスンでは、音楽の教科書から問題を出したり、
音楽記号の確認をしたり・・
リピート記号や速度記号。楽譜の穴埋め問題が毎年、出題。
全体的に上位の成績を取っている生徒も、音楽には気を
抜いているらしく、70点台で満足?「え~?!」
そんなに勉強しなくても取れる点数を・・もったいない。
間違えた!「フニクりフニクラ」を「クニクリクニクラ」って
書いたってKちゃん。そういう風に歌ってたんだもん・・
Sちゃんはフェルマータをファルメータって書いたって言うし・・
あぁ~あ 以前はスカッタートって間違えたし・・
(本当はスタッカート)。横文字は勘違いしやすいネ。
学生の本分の勉強。小さい時と年取ってからの勉強は
妙に楽しいんだけどな~
4歳になったばかりのSちゃんの真剣な勉強風景。
ピアノの前に行ったスイミング後の頭のタオルも可愛い!
朝、4時起きで横浜へ・・ 今日は地域ケアセンター祭り。
実家で朝ご飯を食べた後、父と二人で「いざ!出陣」
ハーモニカ演奏びより?の気持ち良い晴れに恵まれて、
センターは大学の学園祭のごとく沢山の模擬店。
様々な世代の人々が楽しそうに集っている様子を見て
何だかワクワク! 良い演奏が出来そうな予感です。
本番前の練習では心配な所もあったのに、予感的中で
「かやのきハーモニー」(サークルの名前です)の演奏は
大勢のお客様の前でバッチリ!大成功!
関東大震災のあった年に大流行していた船頭小唄を、
その年に産まれた父はソロ演奏。皆、聴き入って・・
草加でも評判の「月の砂漠」もアラビア風に大成功・・
お客様から「アンコール!」の声・・でも、次の合唱が
控えているので・・残念~ もっとやりたかったのに。
午後からは別の地区センターの「おはなしフェスティバル」
いや~驚いた。 何がって、子供達、その親の人数。
そして、内容の豊かさ、センスの良さ、それに反応する
みんなの熱心さ。 やっぱりここは横浜だ!
午前、午後とも、地元埼玉とは少し違うカルチャーショックを
感じながら、都心を抜けて帰途につきました。(ホッ!)
音楽やら、腹話術やら大活躍の妹と、気がつくと似たような
活動をしていて笑えます。皆に楽しんでもらえる事、
これからも頑張ろうね!
冬近く、マイコプラズマ肺炎の生徒も出て、流行病が心配。
レッスン後、走って近くのライブレストランへ。
12月に予定しているハーモニカコンサートの詳細を
今日中に決めなければ・・ 準備の時間が~
中から歌が聞こえる扉を開けると・・
まずはこのカフェの大屋さんのYさん夫婦。
以前、ハーモニカのメンバーだった奥様とハイタッチ!
次は、ここの常連、エレクトーンの生徒さんのKさんと
いつもお会いするそのお友達にご挨拶!
すると、「先生!びっくり!」 元生徒のSちゃん。
女学生みたいな可愛い服で、職場の同僚と来てるけど、
本当は2児の母・・「こっちこそ、びっくり!」
久しぶりで嬉しいね~
見回すと、あら?ハーモニカサークルのTさん。
2人で同時に「どうしているの?びっくり!」
奥には今日の演奏者、タンソ奏者のソンギさん。
ハーモニカ奏者のHさんと知り合いで、話をしたばかり。
とにかくお店は偶然に集結した知り合いばかり。
久しぶりの話も尽きないけど、演奏も大盛り上がり!
Sちゃんもタンソを伴奏に一曲、歌い(上の写真)
急に演奏したTさんのハーモニカも、アンコールまで・・
目的だったオーナーとの打ち合わせも、スムーズに決着。
てな訳で、決めた12月18日(日曜日)夜のハーモニカ
ライブは、そこにいた皆がすぐに予約。もう20人近い?
楽しい盛り上がりのライブが想像されます。
詳細はまた今度・・お楽しみに・・
久しぶりのSちゃんの顔がお母様の顔とそっくりで、
時間の経過を感じたり~ 嬉しかったり~
色々な演奏依頼・・この頃、不思議な異変が起きています。
30年以上前、ホテルのラウンジやレストラン、披露宴会場に
必ずと言っていいほど、エレクトーンが置いてありました。
そこでの生演奏は、オシャレなイメージ。
映画音楽からラテン、ジャズのスタンダード、と食事やお酒を
楽しみながら・・カラオケもない時代のカラオケ役も・・
そこで私はお金を頂きながら、沢山の勉強をさせて
もらいました。有名なホテルも網羅していたし、
結婚式場では、一日、3件の披露宴を担当する事も・・
ピアノより、ずっとエレクトーンの仕事が多かったのです。
そんな時代も過ぎ・・すっかりそんな事を忘れていたのに、
この頃、エレクトーンを弾いてくれませんか?の依頼が
次々に・・??若い女性ではなく、何故、私に来るか?
それには意味があります。高齢者が集まる植木市や
介護施設、シニア世代の忘年パーティーets・・
考えてみたら、その頃を懐かしく思う方達からの依頼
なんですね。今のプレーヤーには、昔の演奏方法なんて
わからないでしょう。(今は打ち込みが主流・その場で
音を作ったり、曲の途中で変えたりなんて無理かも?)
とは言っても私も忘れています。機種も変わって、どう
したらいいか?悩みます。でも、その頃の懐かしい曲、
仕込んで行って、皆に聞いてもらおうと思います。
もちろん、子供がいたら得意なAKBの曲も弾くけどネ!
立冬も過ぎ、朝、起きると、窓から富士山が見える日が
多くなりました。(泊まりに来ていた3才のKちゃんが
パジャマで富士山を見ている真剣な様子をパチリ)
休日のコンサートなどに振り回されながらも、ピアノ教室は
3月の発表会に向けて曲選びが始まりました。それが
決まる頃からは怒涛のアレンジ譜、楽譜書きが始まります。
「先生!あれがやりたい!」「これがやりたい!」と自分達の
好きなアーティストの曲を言う皆に「わかった!いいよ!」と
軽口たたいている自分を考えると、ちょっと恐ろしくなります。
本当に出来るんだろうか?こんなに沢山・・
考え出すと、寝られないかもしれないので、とりあえず
考えないで進みます。なるようになれ~です。
やりたい曲がある人は、早めに言ってくださ~い!
日曜、コンサートが終わって、東京ドームへ直行。
バスや電車の乗り継ぎだから、遅れるかなぁ?なんて
思っていたけど、全て待ち時間無し。ラッキー!
あっという間に着いて余裕のイベント待ち。
54万人の応募の中から当たった皆だから、気合は
最初からハイテンション。
いつものコンサートとは違って、グッズと称する商品は
チラッとあるだけだったけど・・イベント(コンサート)が
始まると、会場の5万5千人は家から持ってきた前の
コンサートのペンライトを取り出して・・偉~い!
内容?20周年の昔からの歌をいっぱい歌ったし、
懐かしい映像と共に~本当に全員が一緒の気持ち!
もしかしたら、いつもより楽しかったかも?
帰りには出口でメンバーが送り出すなんて、騒々しい
事をするものだから、「新幹線や飛行機に遅れそうな人は
チケットを見せれば優先的に先に帰れます」 の案内に・・
長蛇の列。そうそう、全国から来てるんだもんね。
うちは近いから気長に待ちましょう・・
何万人ものコンサート。何の混乱もありません。
皆、慣れているのです。出口まで2時間かかろうが、
別にへっちゃらです。素晴らしい結束力です。
そんなこんなで、さすがに朝早くからコンサート。
夜も立ちっぱなしコンサートだったから、家に着いた
途端に動けなくなりました。「あぁ~疲れた!」
埼玉県民の日を明日に控え、今日は茨城県民の日。
子供達は特別なお休みにいつもより開放感。
ディズニーランドも入場制限になったりと、大騒ぎ。
そして何曜日だって関係なく大盛況のハーモニカ。
今日は江戸川区で 「みんなの街コンサート」
いつもながらの大勢の出演者。でも、コンサートが
多すぎて宣伝が行き届かないせいか、お客様は
少なめの気が・・
(むろん、会場は出演者だけでもいっぱいですが・・)
主催者側も、来年から方針を変える、との事。
回を重ねるだけでない工夫しなくては~
私は、このコンサートに大きな思い出があります。
14年前、北区でのコンサートのリハーサルと本番の
間、参加した「チェンバロレクチャー」
ここを機会にパイプオルガンを弾き出して・・
あんれ?~「みんなの街コンサート」とは関係ないネ。
(でも、このコンサートが無かったら行かなかった)
かんじんな我サークルの演奏は・・大成功!とは
いきませんでしたが~大評判! 沢山の方に
素晴らしかったって声をかけられました。
もっともっと良い演奏が出来るように練習・練習です。
今年も「もみじ」を皆で歌った市内小・中学校音楽祭。
生徒達の活躍を、いつも見に行ってるので私は常連。
何となく今の流行りが感じられます。少ない練習
時間の中で、いかに自分の学校の演奏をカッコ良く
するか、先生達の工夫もわかります。
でも、一部の生徒達だけ出演するこの音楽祭には、
いつもながらの教育委員会やらの方々の型に
はまった挨拶やら、広い会場のほとんどが、自分の
子供だけ見るとすぐ帰る親御さん達だけ?なんて疑問も
残ります。演奏が良ければ良いほど、もっと宣伝すれば
いいのに・・ 公の費用だからこんな事が可能か・・
ともあれ、みんな頑張ってました。
ピアノ伴奏のYちゃんも吹奏楽部のみんなも・・
来年も何も変わってないかな?この体制。
どうなるか?来年も見に行かなくちゃ・・