山の辺の道へ-奈良県天理市：石上神宮

Isonokami Shrine, Tenri City, Nara Pref.

さてさて、梅雨入り前の６月２日、ワタクシは久々に山の辺の道を歩こうと思い、
まずは奈良県天理市の石上神宮（「いそのかみ」と読みます）へと向かいました。


山の辺の道とは奈良盆地の東側，大和高原西麓に沿って奈良市から南へ桜井市金屋にいたる道のことなんです。
日本最古の自然道の1つと伝えられ、特に天理市の石上神宮から桜井市の大神神社の間は寺社や古墳が多く、
道路も整備されてハイキングコースになっています。今回は石上神宮から大神神社、そしてJR三輪駅までの
約13kmほどの道のりをあることにしました。幸いなことに、天気予報は良さそうなんですよ。


車で石上神宮に向かい、駐車場に車を停めて、まずは石上神宮に参拝に向かいます。
我が家から天理市までは車で１時間弱。8時前には石上神宮に到着しました。


石上神宮の境内に向かうと、「コケコッコー」と鶏の鳴く声があちらこちらから聞こえてくるんですよ。


鶏はすでに『古事記』『日本書紀』に登場し、暁に時を告げる鳥として、神聖視され、神様のお使いともされているそうです。


現在、境内には、色鮮やかな羽根を持つ東天紅や小国などの鶏約４０羽が放し飼いにされています。


とりわけこの鶏はは色鮮やかというか、凛々しいというか、とてもじゃないですが焼き鳥にして食べることが出来ないような
風格を携えているような気がしたのでありました。


この日は６月２日の土曜日。もう数日で梅雨入りしそうでしたので、ワタクシには貴重な晴れの日になりました。


ではでは、本殿の方に向かうとしましょうか。

使用したカメラ：4〜６枚目はFUJIFILM X-T1 、他はFUJIFILM X-Pro2


山の辺の道を初めて歩いたのは高校の時の遠足だったと記憶しています。
当時は神社やお寺、古墳はもちろん、農村の風景に興味があるわけでもなく、なんでこんな場所に遠足なのかと思いました。
京都や奈良に修学旅行に来ている中高生の多くは、きっと同じような思いなのでしょうね。


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