ハンガリー・オーストリア旅行記：1日目（その4）－「初めて食べるハンガリー料理」：Kék Rózsa（ケック・ロージャ）・ブダペスト

“Kék Rózsa”, Budapest, Hungary

さてさて、ドハーニ街シナゴーグの見学を終えると、時刻は午後7時前になっていました。
となると夕食の時間になるわけですが、ワタクシはホテルを出て来るときにフロントの人に
「マジャール語（ハンガリーの公用語）を話すことができないので、私の代わりにこのお店の予約をしてもらえますか」と
お願いし、シナゴーグのすぐ近くにあるレストランを予約しておいたのでそちらのお店に向かいました。


お店は「Kék Rózsa」（ケック・ロージャ）というお店で、「Blue Rose」という意味だそうです。
tripadvisorなどで見ると値段が安く美味しいと書いてあったので、こちらのお店を予約したんです。


お店に入ると1階は多くの人で賑わっていましたが、ワタクシ達は2階へと案内されました。
ワタクシ達の後に次々と２階にお客さんが案内されてきたので、人気のお店のようですね。


ハンガリー語なんて全くわからないのですが、英語のメニューがあったのでホッとしました。
まずはビールとワインで乾杯です。初めて食べるハンガリーの料理にワクワクするワタクシ達です。


どーですか。「fried cheese」（チーズのフライ）を注文しました。チェコに行った時に、このフライドチーズが美味しかったので
今回もお願いしたのです。ハンガリーは内陸国なので魚介類のメニューは少なく、肉、ハム、チーズなどの料理が多いですね。


見るからにカロリーは高そうですが、ここは気にしない気にしない。美味しくいただきました。


どーですか。これは「fresh salad」（フレッシュ・サラダ）です。これは想像どうりの味ですな。


どーですか。これがハンガリー料理の代表ともいうべき「chiken breast in paprika sauce」（鶏の胸肉パプリカソース煮）です。
ハンガリーではパプリカを料理にふんだんに使い、市場に行くと驚くほどの種類のパプリカが売られています。
パプリカソースの上にはサワークリームが乗っていて、サワークリームもよく料理に使われます。


ハンガリーはワインの生産量も多く、白ワインが美味しいんですよ。ああ、お酒が進みます。


どーですか。「もう一品何か頼もうか」と注文したのが「fried mushroom heads」（マッシュルームのフライ）ですが、
このマッシュルームの大きさにビックリ。日本で食べるマッシュルームの5倍くらいの大きさがありました。


これが実に美味しかったんです。マッシュルームが美味しいのと、自家製のマヨネーズがなんとも美味しいんですよ。
これだけの料理とワイン２杯、生ビール大２杯を飲んでチップ込みで7000フォリント（約2600円）でした。
物価が安いハンガリーでも、なかなかリーズナブルな価格設定だと思います。
ワタクシ達は食事にも満足し、そしてこの日の一番の楽しみであった場所に向かったのでした。

Kék Rózsa…Wesselenyi Utca 9 | Erzsébetváros, Budapest 1077, Hungary

使用したカメラ：1枚目はFUJIFILM X-T1、他はFUJIFILM X-Pro2


ハンガリーはEU加盟国ですが、通貨はユーロではなくハンガリー・フォリントという通貨が使われています。
大体1フォリントが0.37円くらいですが、およそ物価的には日本の半分から６割くらいのイメージでした。
物価の面からすると、旅行者にとっては旅しやすい国だと思います。


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