華やかなる秋の彩り-三重県菰野町：御在所岳

さてさて、関西では一足早い紅葉を求めてワタクシは家人とともに三重県菰野町の御在所岳に向かいました。
ワタクシは軟弱にも、ロープウェーで山頂付近まで行き、そこから下山しながら紅葉を愛でるという
登山者としてはあるまじき行程をとったのですが、そこはお許しくださいませ。


この季節になると、各地から紅葉の便りが届きます。


今年はどこからも「紅葉の当たり年だ」という言葉を聞きます。
去年が「ハズレ」だっただけに、期待が高まります。


年齢を重ねてしまうと、「あと何度紅葉を見ることが出来るのだろう」なんてことを思います。
今年の紅葉をしっかりと目に焼きつけ、紅葉を見る瞬間瞬間を大切にしたいです。


赤、黄、緑…まさに錦絵のような光景です。日本の秋は、様々な色彩に彩られるのですね。


御在所岳のロープウェーは昭和34年に開通しました。なんとワタクシよりも2歳も年上なんですね。


誰もが手軽に山を登れるのだからいいことだ…という意見もあるでしょう。
観光に名を借りた環境破壊だ…という意見もあるでしょう。


ワタクシなどもこのロープウェーの恩恵を受けているわけですから、「環境破壊だ」と言うのはおこがましい気がします。
ただ、革靴やハイヒールで山頂にやって来る人がいるのはどうなのかなぁと思ったりもします。


このあたりはけっこうきついアップダウンがある岩場でありまして、麓から登って来る人と
山頂から降りてくる人がぶつかりあい、けっこうな渋滞となっておりました。
ついついイライラしてしまうワタクシでありました。

使用したカメラ：Canon EOS7D


今年最初の紅葉は、信州の栂池と八方尾根で見ました。
二番目の紅葉はここ御在所岳になりました。
さあ、平地で最初に見る紅葉はどこになるでしょうか。
ウキウキ、ワクワクしてきますね。


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