あめどんの晴れブログ。

中二病&糖尿病を発症したムスコ、もんくんとの毎日。

もんくんの糖尿病を憂う、家族のこころ。不登校。

2016-02-16 12:26:53 | 家族
元外国人のだんなさんと、私のこころのズレは、糖尿病に対する認識に限ったことではありませんでした。

もんくんが学校に行き渋るようになったことにも、どう対応したらいいかで意見が合いませんでした。

初めは、血糖値が高過ぎたり、足のつりや、吐き気のために休んでいたのですが、入院を経て数値が落ち着いたはずなのに「気持ち悪い」などと言うようになったもんくん。

私は、彼の不調は糖尿病にだけ関するものではないと感じました。

糖尿病であることを受け入れられず、そんな自分を友達に受け入れてもらえる自信がない。

これまで正義感の強い、明るく人気者だった自分はもういない。

注射器を持ってトイレに通う自分が恥ずかしいし、かなしい。

部活で遅れをとったので、がむしゃらに練習したら低血糖になった。

学校が嫌になる理由はいくらでもあります。

もんくんが良い意味で諦め、病気を受け入れ、向かい合っていかないと、不登校の問題は解決しないのではないかしら。

でも、だんなさんの意見は違います。

病気だろうが、なんだろうが、学校には行かないといけない。

私の考え方は甘すぎて、もんくんにとってよくない。

彼の地元、バングラデシュでは貧富の差が激しく、学校に行けない子供たちは裸足で毎日物乞いをして暮らしています。

家は汚く貧しく、みじめなものです。

学校に行ける子供たちは、そんな彼らの様子を毎日ながめながらすごしているので、自分たちが学校に通えることをものすごく恵まれていると思っています。

学校の授業は厳しく、落ちこぼれは仕事が見つけられないため、進学就職のため、また自分や家族の誇りのために必死に勉強します。

だんなさんも大学までストレートで進み、その後は家族のためにしっかり働いてきました。

もんくんにしっかり学んでほしい。

病気にも、ストレスにも負けて欲しくない。

だんなさんなりに、もんくんに逞しく生きていってほしいと願っているのです。

今のもんくんに対する接し方をどうすべきかは、私とだんなさんの意見は違います。

でも、自分の病気を受け入れて、前に進んでほしいという気持ちは私もだんなさんも同じ気持ちです。

どうすることがもんくんにとっていいことなのか。

話し合おうと思っても、思春期のもんくんは最近だんなさんとギクシャクしがちで、よかれと思って始めた会話もケンカになってしまいがち。

今は、私とよく話すもんくんですが、こんなふうに過ごせるのって、もうそんなに長くは続かないと思います。

これから、どんなふうになっていくのかな...




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