シニアの一人たび

神奈川県大和市の歩行者専用道を紹介したHPを開設してます。
「歩行者専用道」を中心に「北米の旅」、「飛鳥Ⅱ」も併設

平均寿命やや短く/05年 インフルエンザ影響

2006-07-27 13:59:49 | 医学
  女性 85.49歳
  男性 78.53歳
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 05年の日本人の平均寿命は女性が85.49歳、男性が78.53歳で、前年より女性が
0.11歳、男性が0.11歳下回ったことが25日、厚生労働省がまとめた05年の簡易生命
表で分かった。
 前年を下回ったのは99年以来6年ぶり。厚労省によると、インフルエンザの流行
で発症した高齢者が肺炎を併発したり、心臓病など持病を悪化させたりして死亡す
るケースが増えたのが主な原因で、自殺の増加も影響しているという。ただ、イン
フルエンザの流行などがない年は男女とも平均寿命は延びており、今後も寿命は延
びる傾向は続くと見られる。

厚労省が把握している各国の最新データと比較すると、女性の平均寿命は21年連続
の世界一だったが、男性は04年の2位から4位となった。日本よりも男性の平均寿
命が長いのは香港(04年で79.0歳)、アイスランド(01~05年で78.9歳)、スイス
(04年で78.6歳)。
 日本の場合、がん、心臓病、脳卒中の三大疾病で死亡する確率は、男性が56.3%
女性は54.2%。三大疾病が克服されれば、男性の平均寿命は8.49年、女性の平均
寿命は7.68年延びる見込みという。
                      (2006.07.26 朝日朝刊/総合)

携帯”ブルブル道案内”/NTT研究所が試作

2006-07-27 09:45:03 | IT関連ニュース

  「押し・引き」伝える装置
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 重りの特殊な振動で、実際には力はかかっていないのに、手に「押し」や「引き
」と感じさせる装置をNTTのコミュニケーション科学基礎研究所(神奈川県厚木
市)が試作した。小型化して携帯電話などに組み込めば、母親が子どもの手を引い
て歩くような全く新しいナビゲーション(道案内)も可能。30日から米ボストンで
開かれるコンピューター関連の国際学会シグラフで発表する。

 この装置は、モーターとクランク装置を使って重りを振動させるという簡単なも
の。同研究所の雨宮智浩研究員らが、「行き」と「帰り」で速度の変化(加速度)
に大きく差が出るよう工夫したところ、手が押されたり引かれたりする感覚が生じ
ることがわかり、このメカニズムを「ぶるなび」と命名した。
 これは、小さな加速度には鈍感だが、大きな加速度には敏感、という手の知覚の
性質による。手に正味の力はかかっておらず、錯覚で押し引きを感じさせる仕組み
だ。

 現在の携帯電話の道案内サービスでは、画面に表示される地図を見続ける必要が
ある。歩いている方向を見極めるのも案外難しい。「ぶるなび」装置を小型化し、
全地球測位システム(GPS)つき携帯電話に組み込むことができれば、自然で、
視覚障害者にもやさしい道案内が実現する。
 チームは、押し引きを感じやすい加速器の設定などを調べている。雨宮さんは
「バネを利用して同じ仕組みを作れば、小型化は十分可能と思う」と話す。
                        (2006.07.25 朝日夕刊)